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「今度、伊豆長岡温泉の伊豆長岡金城館に泊まろうと思うけど、実際に泊まった人の口コミ・感想が知りたい!」という方は多いでしょう。
そこで今回はわたしが伊豆長岡金城館に宿泊した際の体験レポートをお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2022年11月1日】
伊豆長岡金城館は本館と別館の2館からなる旅館
伊豆長岡金城館は本館(全43室)と別館(全12室)の2館(合計55室)からなる旅館です。
本館が大衆旅館、別館が高級旅館の雰囲気です。
別館の客室は、すべてが特別室です。全室二間以上のゆったりした造りで、檜風呂を完備している優雅な客室です。
本館3階と別館1階が連絡通路で繋がっていて自由に行き来できます。
本館と別館の宿泊料金の差は2,000円(税別)程度しかありません。ゴージャスな雰囲気を味わうなら、別館に宿泊されることをオススメします!
以前、本館は三渓園本館、別館は三渓園別館 春草盧という名前で営業されていたようです。
約50台分の無料駐車場あり!
伊豆長岡金城館はマイカーで訪れる宿泊客のために約50台分の無料駐車場を完備しています。
全客室が55室ですから、必要じゅうぶんな駐車スペースが確保されています。
上の写真は伊豆長岡金城館の駐車場を記した案内板です。
正面駐車場から第3駐車場まで旅館周辺に4カ所の駐車場があります。
上の写真は本館玄関前の正面駐車場です。10台程度が駐車可能です。
※ 本館にホテルフロントがあります。
上の写真は正面駐車場の次に本館玄関に近い駐車場です。
写真手前の砂利駐車場を含めると、25台程度の車を停めることができます。
正面駐車場、第1駐車場が満車の場合は第2駐車場、第3駐車場に停めることになります。
第2駐車場は本館玄関から約200m離れています。
伊豆長岡駅 ⇆ 伊豆長岡金城館 の無料送迎あり!
公共交通機関を利用して伊豆長岡金城館を訪れる方もいらっしゃるでしょう。
伊豆長岡金城館では最寄り駅・伊豆長岡駅(ホテルから約2.8km)とホテル間を送迎するバスを運行しています(事前予約制)。
運行時間があらかじめ決まっていますので、利用される方は事前予約を忘れないようにしましょう!
●伊豆長岡駅出発・・・・・14:15 / 15:40
●ホテル出発・・・・・10:00 / 11:00
なお、無料送迎バスの予約を忘れた方、乗り遅れた方は路線バス(「温泉場上」停留所を下車)またはタクシーでホテルに向かうことになります。
客室への入室は13時過ぎ。臨機応変な対応がgood!
13時前に伊豆長岡金城館に到着しました(交通手段はマイカー)。
伊豆長岡金城館のチェックイン時間は15時ですから、2時間も早い到着です。
伊豆長岡温泉は初めて訪れる場所だったので、「旅館内と旅館周辺を散策しよう!」と思ったことが早く到着した理由です。
フロントでチェックイン手続きをしたところ、「客室の準備が整った」ということで13時20分過ぎには客室に入室することができました。
1時間半以上も早く客室に入室させてもらえて有難かったです。
客室は可もなし不可もなし
今回は、本館・和室10畳(喫煙)で予約しました。
旅館側が用意してくれたのは本館4階・409号室でした。
窓からの眺望も決して良いものではなく、「可もなし不可もなしの部屋だなぁ~。」というのが正直な感想でした。
別館はゴージャスな雰囲気
早めにチェックインを済ませたわたしは早速、館内の散策に向かいました。
まず驚いたのが「別館のゴージャスさ」です。
上の写真は別館(旧三渓園別館 春草盧)の入り口付近です。
威風堂々たる佇まいで、いかにも『高級旅館』という雰囲気です。
こちらの入り口は現在使用されておらず、本館・別館どちらの宿泊者も本館入り口から出入りする形になっています。
※ 別館に宿泊する場合でもチェックイン・チェックアウト手続きは本館フロントで行います。
別館2階には三渓園別館 春草盧時代のフロントが残されていますが、現在は使用されていません。
上の写真は別館の館内図です。
ご覧いただくとお分かりのように各客室には固有の名前が付けられています。
別館の各客室の玄関には格子戸があり、雰囲気抜群です。
別館客室の一例です。
別館客室の檜風呂です。
別館の全客室に檜風呂が付いているそうです。
繰り返しになりますが、本館と別館の宿泊料金はわずか2,000円(税別)の差です(2023年3月現在)。
2,000円(税別)の差で高級旅館の雰囲気を味わえるなら、「悪くない!」と思います。
わたしは1人泊だったので、別館には泊まれませんでした(泣)。
※ 別館は2名から宿泊できます(2023年3月現在)。
先に述べたとおり、本館3階と別館1階は連絡通路で繋がっていて自由に行き来できます。
上の写真は、本館と別館をつなぐ連絡通路の入り口です。
本館3階と別館1階のフロアは高さが一致していません。
高さを合わせるために連絡通路内には階段が設けられ、スロープも上り坂になっています。
伊豆長岡温泉の街並み散策にはレンタサイクルがおすすめ!
伊豆長岡温泉の温泉街ってけっこう広いんですよ!
最初は徒歩で散策しようと思ったんですが、とても徒歩で散策できるものじゃありません。
伊豆長岡金城館ではレンタサイクル(電動アシスト自転車8台、普通車自転車4台)を無料で貸し出しています。
伊豆長岡温泉の温泉街を散策する際はレンタサイクルを借りましょう!
レンタサイクルは何時間借りようが無料です!なんと太っ腹なんでしょう。
2ヶ所の大浴場に入浴できるのは良いが、泉質はイマイチ
伊豆長岡金城館は本館と別館双方に大浴場があります。
宿泊者は双方の大浴場に入浴できます。
温泉はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)です。
伊豆長岡金城館の温泉は自家源泉ではなく、伊豆長岡町温泉事業協同組合が集中管理する温泉(無味無臭・無色透明)です。
本館と別館2ヶ所の大浴場に入浴できるのは良いですが、温泉自体はショボいです。
本館の大浴場・露天風呂(男性)
別館の大浴場・露天風呂(男性)
質量ともに充実した夕食バイキングに満足!
お楽しみの夕食バイキング。
この日(2022年11月1日)は、2部制でした。
●1部・・・・・18:00~19:10(70分制)
●2部・・・・・18:50~20:00(70分制)
マズい(美味しくない)メニューを探すのが難しいほど充実していました。満足しました!
この日から「鮨フェア」がスタートしていました。
「とろける旨ネタづくし」の看板に偽りなし!
全ての寿司ネタがとろけました。美味しかったです。
夕食バイキング時、アルコールドリンクは飲み放題です。
生ビール、日本酒(熱燗&冷酒)、サワー・ハイボール、果実酒など、多彩なメニューが楽しめます!
地酒フェアも開催されていました。
朝食バイキングもまずまず充実!
朝食バイキングは、7:00~9:00の間に取る形式になっていました。
和食・洋食メニューが提供され、そこそこ充実していた印象です。
車で約5分の伊豆パノラマパークはおすすめの観光スポット
ロープウェイで標高最大452メートルの山頂エリアに一気に駆け上がる「伊豆パノラマパーク」が目と鼻の先にあります。
山頂の碧テラスから望む富士山は一見の価値あり、です(特に晴天の日)。
伊豆長岡金城館に宿泊した感想
う~ん個人的にはイマイチでしたねぇ~。
夕食バイキングは良かったですが、他に魅力的なポイントが無かったですね。
今まで訪れた伊東園ホテルは「また来たいなぁ~。」と思えるホテルばかりでしたが、伊豆長岡金城館は「また来たいなぁ~。」とは思いませんでした。
①眺望が悪い
ホテル周辺が山々に囲まれ、眺望が良いとは言えません。
②温泉がショボい
温泉がアルカリ性単純温泉。無味無臭・無色透明で特筆すべきポイントがありません。大浴場・露天風呂からの眺望も良くありません。
③ホテル周辺に何も無い
ホテル周辺は浴衣姿でそぞろ歩きするような情緒ある場所がありません。飲食店や土産物店も特にありません。
あくまで個人の感想です。
わたしがイマイチと感じたポイントを逆に「それがいいんだ!」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
続きまして、わたしが考える伊豆長岡金城館のセールスポイントをご紹介します。
①食事が充実
他の伊東園ホテルに比べて食事(特に夕食)が質量ともに充実しています。
②趣きの異なる2ヶ所の大浴場に入浴できる
本館と別館それぞれに大浴場があり、どちらの大浴場にも入浴できます。
③高級旅館の雰囲気漂う別館に格安料金で宿泊できる
別館の各客室には檜風呂が設置され、貴賓室のような雰囲気です。本館の宿泊料金にプラス2,000円(税別)で泊まれるのは魅力。
④観光スポットへのアクセスが良好
韮山反射炉(ホテルから車で約15分)、伊豆の国パノラマパーク(ホテルから車で約5分)などの観光スポットに近いロケーションが魅力です。
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