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「今度、栃木県・鬼怒川温泉の伊東園ホテルズ ホテルニューさくらに泊まろうと思うけど、どんな感じなんだろう?」と気になっていませんか?
そんな方のために今回は伊東園ホテルニューさくらの宿泊体験レポートをお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2023年8月21日(月)】
伊東園ホテル好きの“ただのおっさん”イトーちゃんです。今回は伊東園ホテルニューさくらを徹底レポートします!
3館が合体したホテルだと知りビックリ
伊東園ホテルニューさくらは本館、別館、南館の3館からなるホテルです(全客室数188室)。
チェックイン後、ホテル内外を歩いていて「何か変だぞ!もしかして3館はもともと別のホテルだったんじゃないか?」という考えが浮かんできました。
本館から別館や南館へ行くのにいったん外に出なければいけない、別館、南館双方に玄関がある(現在は使用していない)などの不可思議な構造だったからです。
わたしの想像は「当たり」でした。
3館はもともと別のホテルだったんです。
本館は鬼怒川ホテルニューさくら、別館は二葉館、南館は京屋ホテルという名で営業していたそうです。
ですから、別館、南館に宿泊の方は本館に宿泊の方に比べて不便な思いをします。
大浴場、食事会場、フロントなどの主要施設は本館に集約されているからです。
それに主要施設(食事会場、大浴場 etc.)へ行くためにいったん外に出なければいけないんです。
足の不自由な方や車椅子の方は本館に宿泊されることをオススメします。
本館(旧鬼怒川ホテルニューさくら)
フロント、食事会場、大浴場などの主要施設は本館に集約されています。
別館(旧二葉館)
本館から別館につながる連絡通路
南館(旧京屋ホテル)
本館から南館につながる連絡通路
本館から南館につながる連絡通路は完全に外です。
雨天時のために双方の出入り口付近にはビニール傘が置かれています。
暴風雨の時はびしょ濡れになりそうです。
最寄り駅・鬼怒川温泉駅から徒歩10分の好立地
伊東園ホテルニューさくらは、最寄り駅の鬼怒川温泉駅から徒歩約10分(約500m)の場所に位置しています。
公共交通機関で訪れる場合にとても便利です。
鬼怒川温泉駅
鬼怒川温泉発着の路線バスがホテル前に停まります。
鬼怒川ライン下りの乗り場も徒歩10分圏内です。
ホテルから徒歩3分の場所には24時間営業のコンビニ(ローソン 鬼怒川温泉さくら通り店)があります。
鬼怒川温泉の各旅館・ホテルを巡回するバス(有料)あり!
鬼怒川温泉駅から各旅館・ホテルを巡回するバス(通称:ダイヤルバス)が運行されています。
このダイヤルバスを利用して伊東園ホテルニューさくらに行くこともできます。
運賃(片道)は、大人200円、小人100円です。
「いくら最寄り駅から近いといっても歩くのはちょっと・・・。」という方はダイヤルバスを利用しましょう。
鬼怒川温泉駅から乗車の際は「伊東園ホテルニューさくらで降ります!」と運転手さんに告げるのをお忘れなく。
鬼怒川温泉駅 ⇒ 伊東園ホテルニューさくら は、鬼怒川温泉駅 12:36着 / 13:06着 / 14:17着 / 15:04着 / 16:00着/ 16:40着 / 17:19着の電車に対応。
電車到着時刻の10分後に鬼怒川温泉駅前 バス停⑤番より発車です。※2022年3月12日現在
伊東園ホテルニューさくら ⇒ 鬼怒川温泉駅 は、9:20~10:35の間で各ホテル・旅館を回り、鬼怒川温泉駅まで送ってくれます。
ホテル周辺に無料の駐車場あり!
伊東園ホテルニューさくらは、約180台収容の無料駐車場(第1駐車場~第5駐車場)を完備しています。
第1駐車場~第3駐車場はホテル周辺なのですが、第4駐車場はホテルから約1km、第5駐車場はホテルから約1.5km離れた場所にあります。
第3駐車場が満車になると、第4・第5駐車場に車を停めることになります。
わたしが宿泊した日(2023年8月21日)の16時以降に到着した方々の車は第4・第5駐車場に回されていました。
ライダーも安心。屋内駐車場あり!
バイクで伊東園ホテルニューさくらにお越しになる方もいらっしゃるでしょう。
中には「屋外で雨ざらしなのかな?」「人目につく場所なのかな?」と心配されている方もいらっしゃるでしょう。
そんな心配はご無用です!
伊東園ホテルニューさくらにはバイク専用の屋内駐車場があります。
バイク専用の屋内駐車場は別館にあります。
13時40分にホテル到着も客室への入室は15時以降に
わたしが宿泊した2023年8月21日(月曜)は、平日とはいえ夏休み真っ只中。
13時40分にホテルに到着しましたが、ロビーには宿泊客が溢れかえっていました。
早い時間に到着しても客室に入れるのは15時以降だからです。
直行バス(さいたま新都心駅・池袋駅発)でホテルを訪れた方々も一定数いらっしゃったと思われます(帰りのバス待ち)。
それにチェックインの手続き待ちの方もいらっしゃいました。
この日はチェックイン手続きにも待ち時間が発生していました。
わたしも玄関脇で32番の札を渡され、チェックイン手続きを待ちました。
今回も一人旅ですが、夏休みシーズンでも“おひとりさま”を受け入れてくれるのはとても助かります。
無料の娯楽施設が充実。待ち時間があっても大丈夫!
伊東園ホテルニューさくらは無料の娯楽施設が充実しています。
ですから、15時以前の早い時間にホテルに到着しても大丈夫です。じゅうぶん時間を潰せます。
伊東園ホテルニューさくらの主な無料娯楽施設は以下の通りです(2023年8月現在)。
●カラオケ(7室)
●卓球(4台)
●麻雀(4卓)
●ビリヤード(6台)
●子どもプール(夏限定)
カラオケルーム
【利用できる時間】13:00~23:00(1グループ60分)
卓球場
【利用できる時間】13:00~22:00
麻雀室
【利用できる時間】12:00~翌11:00
ビリヤード
【利用できる時間】13:00~22:00
こどもプール(夏限定)
長さ11m×幅4m×深さ70cm
【利用できる時間】9:00~11:00、13:00~17:00
本館宿泊がオススメ!お安く泊まりたいなら南館
上の写真はわたしが宿泊した別館5階6512号室(洋室ツイン)の客室です。
何の変哲もない洋室でした。眺望はホテルの駐車場です。
夏休み期間中、予約が直前、一人泊ということで空いている部屋が限られていました。
ですが、「部屋でのんびり」が目的ではなかったため十分でした。
本館が空いているなら本館に宿泊するのがオススメです。
繰り返しになりますが、フロント、大浴場・露天風呂、バイキング会場が本館にあるからです。
本館宿泊なら、各施設への移動距離が短くて済みます。
しかも、本館と別館は宿泊料金が同一です。
「別館(旧二葉館)じゃなきゃダメなんだ!」という特別な理由がない限り本館宿泊が良いでしょう。
逆に「より安く泊まりたい!」という方は南館(旧京屋ホテル)がオススメです。
屋外移動が必要なため、本館・別館より1,000円程度安く泊まることができます。
大浴場・露天風呂、温泉はイマイチ
伊東園ホテルニューさくらの大浴場・露天風呂は本館1階にあります。
※ 別館、南館に宿泊する方も本館の大浴場・露天風呂を利用します。
はっきり言って、大浴場・露天風呂はイマイチです。温泉もショボい。
ホテルが鬼怒川に面した場所に建っているのですが、大浴場・露天風呂から鬼怒川は全く見えません。
「鬼怒川を見下ろす場所に大浴場・露天風呂があればいいのになぁ~。」と感じました。
温泉も無色透明・無味無臭のアルカリ性単純温泉(掛け流し・ろ過循環併用)で、特徴らしい特徴がありません。
アルカリ性単純温泉は鬼怒川温泉の泉質ですから仕方ないにしても、大浴場・露天風呂は工夫次第で魅力的にできるはずです。
もっとも伊東園ホテルになる前の創業オーナーが造った大浴場・露天風呂なので、伊東園ホテルを責められないですが・・・。
「別館(旧二葉館)、南館(旧京屋ホテル)の大浴場・露天風呂(いずれも現在は使われていない)はどんな感じなのだろう?」と思いました。
ホテル従業員の方に話しをうかがうと、「南館(旧京屋ホテル)の大浴場は損傷が激しく改修に莫大な費用がかかるので、閉鎖を決めた。」のだそうです。
しょうがないですね。格安で泊まれるホテルですから。
夕食バイキングは5部制。メニューには満足!
この日(2023年8月21日)は満室で、夕食バイキングは5部制でした。
わたしは1部(17:30~18:40)を選択しました。
「一番早い時間帯に食事しよう!」と入念に調整してきたからです(笑)。
伊東園ホテルを利用した方ならご存じだと思いますが、食事時間は70分間です。
バイキングメニューは質量ともに満足しました。
何せ今回の宿泊料は8,565円(消費税・入湯税込)です。
最寄り駅・鬼怒川温泉駅から徒歩10分という好ロケーション、夕食バイキング時はアルコールドリンク飲み放題、という好条件では「ありえない」ほどの低価格です。
「とびきり美味しい食事」を提供するには無理があります。
メニューはすべて庶民的な大衆料理ですが、どのメニューも美味しくいただけました。
「こだわりの海老料理フェア」が開催されていました。
宇都宮餃子はイマイチでした。まるで「スーパーのチルド商品」でした(汗)。
刺身(3種)、寿司(4種)も提供されています。
刺身、寿司とも「悪くない。いける!」と感じました。
ローストポーク、ポークシチューはなかなか美味しかったです。
“締め”でいただいた冷やし中華です。
悪くはなかったですが、特別良くもなかったです(苦笑)。
伊東園ホテルの夕食バイキングといえばアルコールドリンク飲み放題が魅力!
今回も生ビールを5杯ほどいただきました。
格安の宿泊料金にもかかわらずアルコールドリンク飲み放題をつけてくれてホント頭が下がります。
アルコールが飲めない方もご安心ください!ソフトドリンクも飲み放題です。
バイキング会場も広々していました。
夜7時過ぎの鬼怒川駅はまるでゴーストタウン
18時40分に夕食を終えたわたしは下駄の音を響かせながら鬼怒川温泉駅周辺に散歩に出かけました。
まだ19時前後だというのに駅前の商店(土産物店、飲食店 etc.)はすべて閉まっており、歩いている人もほとんど見かけませんでした。
まるでゴーストタウンのようでした。
夏休み期間中でこの寂しさですから、普段の日は推して知るべしです。
ですが、昼前後に訪れた鬼怒川温泉駅は賑やかでしたよ。
鬼怒川温泉駅前に設置されたSLの転車台です。
朝食は何の不満もなし!
朝食バイキングも5部制でした。
夕食バイキングにも同じことが言えますが、どの伊東園ホテルでもメニューはほとんど同じです(熱海の伊東園リゾートを除く)。
和食メニュー7割、洋食メニュー3割の構成です。
朝から夕食並みにガツガツ食べる方も少ないと思いますので必要じゅうぶんなメニューが提供されていると思います。
わたしは和食中心にいただきました。
焼き魚(ししゃも、塩さば)は焼き加減がよく、美味しかったです。
伊東園ホテルニューさくらに宿泊した感想
大満足です。
夏休み期間中というトップシーズンでありながら1泊2食付きで1万円でお釣りが来る宿泊料金(今回の宿泊代は消費税・入湯税込みで8,565円)なのですから、文句の付けようがありません。
このインフレのご時世にこの低価格は「庶民の味方」と言うほかありません。
しかも、最寄り駅・鬼怒川温泉駅から徒歩圏内のアクセスの良さ、各観光スポットへも車で1時間以内に行ける利点も大きいです。
館内に無料の娯楽施設も充実していますから、「休日に温泉に浸かってゆっくり過ごしたい!」という方にもぴったりです。
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