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「今度、栃木県・鬼怒川温泉の鬼怒川ロイヤルホテルに泊まろうと思うけど、実際に泊まった人の口コミ・感想を聞かせて欲しい。」という方は多いでしょう。
そこで今回はわたしが鬼怒川ロイヤルホテルに宿泊した際の体験レポートをお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2023年8月22日(火)】
伊東園ホテル好きのおっさんです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
チェックイン前に鬼怒川温泉ロープウェイへ
チェックイン前に鬼怒川ロイヤルホテルから約2km(車で約5分)の鬼怒川温泉ロープウェイを訪れました。
日光東照宮を見学するには時間が足りないと考えたからです。
ロープウェイ山頂(丸山山頂)には総檜造りの展望台、温泉神社、猿園などがあります。
鬼怒川温泉街を一望できますし、猿園でサルにも会えます。1~2時間の観光にオススメ!
けっこう勾配がきついです。
展望台からの眺望です。この日は晴天で気持ちが良かったです。
温泉神社前の双龍門での記念撮影が人気です。
猿園ではかわいい猿に会えます。エサやりもできます。
最寄り駅・鬼怒川温泉駅から徒歩10分の好立地
鬼怒川ロイヤルホテルは、最寄り駅・鬼怒川温泉駅から徒歩で約10分(約650m)の場所にあります。
公共交通機関を利用して鬼怒川ロイヤルホテルを訪れる方もいらっしゃるでしょうから、最寄り駅から近いというのは助かりますね。
鬼怒川温泉駅
鬼怒川温泉の各旅館・ホテルを巡回するバス(有料)あり!
ダイヤルバス
鬼怒川温泉駅から各旅館・ホテルを巡回するバス(通称:ダイヤルバス)が運行されています。
※ ダイヤルバスは、鬼怒川温泉の主要な旅館・ホテルを巡回するバスで伊東園ホテル専用のバスではありません。
このダイヤルバスを利用して鬼怒川ロイヤルホテルに行くこともできます。
運賃(片道)は、大人200円、小人100円です。
「いくら最寄り駅から近いといっても歩くのはちょっと・・・。」という方はダイヤルバスを利用しましょう。
鬼怒川温泉駅から乗車の際は「鬼怒川ロイヤルホテルで降ります!」と運転手さんに告げるのをお忘れなく。
鬼怒川温泉駅 ⇒ 鬼怒川ロイヤルホテル は、鬼怒川温泉駅 12:36着 / 13:06着 / 14:17着 / 15:04着 / 16:00着/ 16:40着 / 17:19着の電車に対応。
電車到着時刻の10分後に鬼怒川温泉駅前 バス停⑤番より発車です。※2022年3月12日現在
鬼怒川ロイヤルホテル ⇒ 鬼怒川温泉駅 は、9:25~11:05の間、20分間隔で各ホテル・旅館を回り、鬼怒川温泉駅まで送ってくれます。
ホテル周辺に約80台分の無料駐車場あり!
鬼怒川ロイヤルホテルは約80台収容の無料駐車場を完備しています。
全客室数が115室(2023年8月現在)ですから、必要じゅうぶんな駐車スペースが確保されていると言えるでしょう。
ホテルの建物を取り囲むように配置されているので、ホテルから遠い場所に停めなければならない、ということはありません。
バイク専用の屋根付き駐車スペースもあります。
13時30分にホテル到着するも客室への入室は15時以降に
鬼怒川ロープウェイを観光し、13時30分に鬼怒川ロイヤルホテルに到着しました。
夏休みシーズンということもあり、チェックイン時間の15時前後にホテル入りするとチェックイン手続きに時間がかかると思ったからです。
予想は的中。
ホテルのロビーは客室への入室待ち、娯楽施設(カラオケ etc.)の予約取り、往復直行バスの到着待ちなどのお客さんでごった返していました。
幸いわたしは到着時間が早かった(13時30分)ので、首尾よくチェックイン手続きができました。
ピーク時間の14:30~16:30にホテルに到着すると、最大45分程度の待ち時間が発生するようです。
トップシーズン(夏休み、紅葉シーズン etc.)は早めの到着がベターですね。
あらかじめチェックイン手続きを済ませておくと、15時前後にフロント脇から名前を呼んで客室のカギを手渡してくれます。
※ この日は14時55分ぐらいからカギの受け渡しが始まりました。
栃木県の伊東園ホテルでは唯一の大人も子供も楽しめる屋外プールあり!
チェックイン手続きをパパっと済ませ、プールに向かいました。
鬼怒川ロイヤルホテルは大人も子供も楽しめる屋外プールがあります(夏季のみオープン)。
※ 2023年は、7月22日~8月26日の間営業されていました(荒天時は利用休止)。
もちろん宿泊者は無料です(営業時間:9:00~10:30、13:00~18:00)。
※ 伊東園ホテルニューさくらには屋内の「子どもプール」あり。
わたしが訪れた日は、大人も子供もプールで泳いでいました。
わたしもひと泳ぎさせてもらいましたが、気持ち良かったです!
小さなお子さん用のプールもありますよ!
プール脇には更衣室も設置されているので、客室に入室する前(15時前)でもプールを利用できます。
無料の館内施設が充実!
鬼怒川ロイヤルホテルは無料の館内施設が充実しています。
●チャックイン時間(15時)より早くホテルに到着してしまった。
●夕食・朝食後に何もすることがない。
●荒天で予定していた観光スポットに行けなくなってしまった。
などの場合でも退屈することなくホテル内で過ごすことができます。
主な娯楽施設(すべて無料)は以下の通りです。
●カラオケルーム
●卓球
●ビリヤード
●漫画コーナー
●麻雀ルーム
●休憩所
これらの施設を利用するにはフロントで予約を取る必要があります(休憩所、漫画コーナーは除く)。
カラオケルーム
カラオケルームは1階に3室あります。
利用できる時間は、13:00~21:30、翌9:00~10:00 です。※ 1組60分
卓球
卓球台は1階に2台、2階に1台の合計3台あります。
利用できる時間は、13:00~21:30、翌9:00~10:00 です。※ 1組60分
ビリヤード
2階に1台です。
利用できる時間は、13:00~21:30、翌9:00~10:00 です。※ 1組60分
漫画コーナー
1階の無料休憩所に併設されています。24時間利用可。
伊東園ホテル随一のラインナップだそうです。
麻雀ルーム
1階に合計3卓(全自動)あります。
利用できる時間は、13:00~21:00 ※ 1組最大6時間
客室でも出来る手積み麻雀もフロントで貸してくれるそうです。
休憩所
1階のロビー奥にあります。
畳敷きなので横になることもできます。漫画コーナーを併設。
花火エリア
ホテル玄関から程近い場所に花火エリアが設けられています(夏季限定)。
手持ち花火(ホテル内の売店でも販売)を楽しめます。
鬼怒川ロイヤルホテルは全室禁煙!
鬼怒川ロイヤルホテルは全室禁煙です。
ホテル玄関脇のスペースに喫煙コーナーが設けられているので、喫煙される方は喫煙コーナーでどうぞ!
喫煙コーナー
リニューアル和洋室(鬼怒川渓谷側)は、やや期待ハズレ
一人旅にもかかわらず今回(2023年8月22日)は、ランクアップルームであるリニューアル和洋室(鬼怒川渓谷側)を予約しました。
広い部屋に泊まりたかったわけでも、和洋室に泊まりたかったわけでもありません。
「鬼怒川渓谷側に泊まりたかった。」その一点でした。
「鬼怒川渓谷側の客室なら、鬼怒川を眼下に見下ろせるだろう。」と思ったからです。
しかし!
その淡い希望は見事に打ち砕かれました。
わたしが宿泊した客室は3階(330号室)だったため木々に視界を遮られ、ほとんど鬼怒川が見えないのです・・・。
リバービューを期待したのに残念でした(泣)。
鬼怒川ロイヤルホテルは6階建てなので5~6階の客室(鬼怒川渓谷側)なら、鬼怒川を眼下に見下ろせるのかもしれません。
330号室ベランダからの眺望は下の動画からご覧いただけます。
大浴場・露天風呂、温泉はイマイチ
上の写真は男性用の大浴場と露天風呂です。
大浴場、露天風呂とも広々していて落ち着いた湯あみを楽しめるのですが、眺望がよろしくありません。
ホテルは鬼怒川渓谷沿いの素晴らしいロケーションに建っているにもかかわらず、その“地の利”を全く活かしていません。
「最上階(6階)の鬼怒川渓谷を見下ろす場所に大浴場・露天風呂があったら、何て素晴らしいだろう。」と思わずにはいられませんでした。
鬼怒川ロイヤルホテルの残念ポイントの1つです。
もっとも鬼怒川ロイヤルホテルは経営破綻したホテルを伊東園ホテルが買収して営業しているホテルですから、伊東園ホテルに全く非はありませんが・・・。
温泉自体もアルカリ性単純温泉(無色透明・無味無臭)でパッとしないという印象でした。
夕食バイキングは質量ともに満足!
この日は夏休み真っ只中ということもあり、夕食バイキングは5部制でした。
食事時間はいずれの部も70分間でした。
和洋中のメニューが揃い、質量ともに満足できる内容でした。
夏休み期間中で1万円でお釣りが来る宿泊料金(ランクアップルーム宿泊で消費税・入湯税込みで9,830円)ですから、あまり過大な期待をするのは
しかも、アルコールドリンク飲み放題が無料で付いているのですから。
各メニューも「特別美味しいものは無いけど、特別マズイものもない。」という印象でした。
この日は、「こだわりの海老料理フェア」が開催されていました。
フェアで提供されていた海老料理は以下の5品です。
●エビマヨ
●蒸し海老
●海老のビスク
●エビチリ(甘口)
●エビチリ(中辛)
エビマヨは大ぶりな海老が使用されていて食べ応えありました。
海老のビスクのビスクとは、クリームベースの滑らかで濃厚な味わいのスープのことだそうです。
蒸し海老を海老のビスクにつけて食べるのが正しい食べ方みたいですが、わたしはそれぞれ別々に食べていました。
だから、「今一つだなぁ~。」と感じたんですね(苦笑)。
エビチリは子ども用に甘口と大人用に中辛が用意されているんでしょうけど、お客さんでそのことに気付いている人は少ない印象でした。
刺身(まぐろ、サーモン、甘海老の3種盛り)もありました。
刺身は「悪くはないけど、特別よくもない。」という印象でした。
寿司も以下の4種が提供されていました。
●サーモン
●海老
●イカ
●こはだ
寿司も「悪くはないけど、特別よくもない。」という印象でした。
宇都宮餃子が提供されていましたが、これだけは「いただけなかった」ですね(苦笑)。
まるでスーパーで売ってる「安物チルド食品」のようでした。
この餃子を食べて「宇都宮餃子って美味しくないんだなぁ~。」と勘違いする人がいないことを祈るばかりです(酷評すいません)。
その他の中華メニューは合格点でした。
伊東園ホテルといえば、夕食バイキングでのアルコールドリンク飲み放題がお楽しみ。
鬼怒川ロイヤルホテルでも目いっぱい楽しませていただきました。
食事同様にアルコールドリンクもセルフサービスで利用します。
鬼怒川ロイヤルホテルではビール用グラスを冷蔵庫で冷やしてくれていました。
ビール党にはうれしい気配りです。
生ビールはビールサーバーの所定位置にグラスを置き、ボタンを押せば適量注いでくれます。
鬼怒川ロイヤルホテルではカクテルメニューが充実していました。
●スイートカシス
●ブルーハワイ
●果実酒
●スクリュードライバー
などのカクテルを自分で作って飲むことができました。
日本酒(冷酒)も6種用意されていました。
「日光一文字 純米吟醸」「杉並木」といった地酒がラインナップされてました。
夕食バイキングで味見をして、気に入ったお酒をお土産で買って帰るのもいいですね。
赤ワイン、白ワインもありました。
ワインを提供している伊東園ホテルって少ないですよぉ~。
アルコールが飲めない方もご安心ください!
夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です。
約20種類のソフトドリンク(コーラ、オレンジジュース、カルピス、野菜ジュース、コーヒー、お茶 etc.)が飲み放題です。
夕食バイキングの会場は、2階の「胡蝶の間」です。
上の写真は鬼怒川ロイヤルホテル2階の間取り図です。
ご覧いただくとお分かりのように2階スペースの半分近くがバイキング会場です。
伊東園ホテルになる前は大宴会場として使われていたであろう場所がバイキング会場です。
とても広々した空間で、落ち着いて食事を楽しめました。
ホテルから徒歩約3分の「鬼怒楯岩大吊橋」はおすすめのビュースポット
鬼怒楯岩大吊橋
ホテルから徒歩約3分の場所に観光スポット「鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)」があります。
宿泊した翌朝、早起きして鬼怒楯岩大吊橋の周辺を散歩しました。
ダイナミックな景観が楽しめますので、ぜひ訪れてみてください。
時間によっては鬼怒川ライン下りやラフティングをしている姿を見ることもできます。
橋の全長140m、高さ37mの吊り橋です。
鬼怒楯岩大吊橋の中央付近から撮影した写真です。
写真中央に見えているのが鬼怒楯岩、右側に見える建物が鬼怒川ロイヤルホテルです。
楯岩は、戦いのときに使用する楯に似ていることから名づけられ、その高さは100mほどだそうです。
鬼怒楯岩と反対側の景色です。
橋を渡った先には楯岩展望台(上の写真の赤丸で囲んだ場所)があります。
楯岩展望台からは鬼怒川温泉街を一望することができます。「一見の価値あり!」です。
楯岩展望台からの眺望です。
眼下に見えるのが鬼怒川ロイヤルホテルです。
朝食はいい意味で「普通」
朝食バイキングは4部制(食事時間は50分間)でした。
朝食バイキングは、いい意味で「普通」でした。
とびきり良いわけでもとびきり悪いわけでもなかったです。
まずはサラダから(ベジファースト)。
焼き魚(ししゃも、さばの塩焼き)はまずまずでした。
パン(胚芽ロール、白いもっちりパン)は、名前の通りもっちりして美味しかったです。
コーンスープもおかわりするほど美味しかったです。
和食、洋食、デザートとバランスよくいただきました。
鬼怒川ロイヤルホテルに宿泊した感想
客室からの眺望は不満でしたが、おおむね満足しました。
何より夏休み期間中であるにもかかわらず1泊2食付きで1万円を切る宿泊料金には頭が下がります。
しかも、夕食バイキング時はアルコールドリンク飲み放題が無料で付いているのですから。
チェックアウト時間も11時ですから、ゆっくりできます。
最寄り駅(鬼怒川温泉駅)から徒歩で約10分ですから、思い立ったらすぐに来ることができます。
往復直行バス(さいたま新都心駅、池袋駅発)も往復3,000円で利用できますしね。
まさに「通える温泉宿」として優秀だと思います。
↓宿泊予約はこちら↓
確かここは貸切の露天風呂(無料)があったと思います。フロントに言うと予約ができて鍵を貰えます。湯加減は露天風呂と大浴場の間の温度くらいで眺望は最高でした。ただ、角度によりますが吊り橋から視えてしまう箇所(洗い場付近)があり気にする人は注意が必要です。
コメントありがとうございます!後日記事を書き足します。