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「今度、熱海温泉の伊東園リゾート・ホテル大野屋に泊まろうと思うけど、風呂(温泉)はどんな感じ?」と気になっている方は多いでしょう。
そこで今回は、ホテル大野屋の風呂(温泉)を徹底紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
ローマ風呂
ホテル大野屋には4種類の風呂(温泉)がありますが、まず「ローマ風呂」からご紹介していきます。
ローマ風呂は、ジブリ映画「おもいでぽろぽろ」に登場したことで有名です。
そのため、「おもいでぽろぽろ」を観て、「あのローマ風呂に入ってみたい!」という動機でホテル大野屋に宿泊される方も多いようです。
ですが、現在のローマ風呂は改修され、映画に登場したローマ風呂とは姿を変えているそうです。
ローマ風呂は、高砂館の1階にあります(ホテル大野屋は、本館、東館、高砂館の3館なるホテルです)。
上の写真の赤枠で囲んだ場所がローマ風呂の場所です。
ローマ風呂の入り口では一風変わったオブジェがお出迎えしてくれます。
ローマ風呂の中はとにかく広いです。
ホテル側の説明によると、ローマ風呂は300名が一度に入浴可能な広さなんだとか。
ローマ風呂は二層構造になっています。
一層目(上段)には、メイン浴槽以外にサウナ(2022年7月現在は休止中)と水風呂が設置されています。
一層目(上段)から階段を下りていくと、二層目(下段)です。
二層目(下段)にはローマ風呂のメインとなる浴槽が配置されています。
二層目(下段)のメイン浴槽は大人が一度に250人程度入浴できる広さです。
「掃除が大変そうだなぁ~。」と思いました。
掃除は高圧洗浄機を使ってやっているんですかね?
ローマ風呂は男女入れ替え制になっており、入浴可能時間は以下の通りです(2022年7月現在)。
●女性・・・・・14:30~20:00 / 8:00~10:30(木曜日のみ 15:30~20;00 / 8:00~9:00)
●男性・・・・・20:30~24:00 / 5;00~7:30
花のお風呂
「花のお風呂」は、東館の1階にあります(赤枠で囲んだ場所)。
「花のお風呂」は、その名の通り壁一面にお花模様の装飾が施されたお風呂です。
メルヘンチックで女性受けするお風呂です。
ローマ風呂に比べればかなりコンパクトなお風呂(大浴場)です。
メイン浴槽は一度に20人程度は入浴可能な広さです。
メイン浴槽以外にサウナ(2022年7月現在は休止中)と水風呂が設置されています。
「花のお風呂」は、男女入れ替え制になっており、入浴可能時間は以下の通りです(2022年7月現在)。
●女性・・・・・20:30~24:00 / 5;00~7:30
●男性・・・・・14:30~20:00 / 8:00~10:30(金曜日のみ 15:30~20;00 / 8:00~9:00)
露天風呂
「露天風呂」は、高砂館の3階にあります(赤枠で囲んだ場所)。
「露天風呂」は、男女入れ替え制ではなく、男性専用、女性専用があります。
浴槽(大人10人が一度に入れる程度の広さ)が1つのみのシンプルなお風呂で、洗い場も2つ用意されています。
浴槽からは相模湾の眺望を楽しむことができます。
「露天風呂」(男性専用)は開放感抜群なのですが、浴槽の先端(海側)はホテル上層階から“丸見え”です。
注意して入浴するようにしましょう。
※ 女性専用露天風呂はホテル上層階から見えないような造りになっているようです。
入浴可能時間は男女とも以下の通りです(2022年7月現在)。
14:30~24:00 / 5:00~10:30 ※ 火曜日のみ 15:30~24:00 / 5:00~9:00
家族風呂(貸切風呂)
「家族風呂」は、本館と東館をつなぐ渡り廊下の一角にあります(赤枠で囲んだ場所)。
「家族風呂」は合計6つあり、予約不要で24時間、無料で利用可能です(空いている家族風呂の内鍵をかけて利用)。
上の写真は6つの家族風呂(貸切風呂)の1つ「あじさい」です。
家族風呂(貸切風呂)はどれも同じような構造(2~3名用)となっており、壁面の装飾が違うだけです。
なお、毎日10時から清掃が入ります。
「家族風呂」の入り口です。
わたしはてっきり有料だと思って、暖簾をくぐりませんでした。惜しいことしました。
ホテル大野屋の温泉について
ホテル大野屋は、4つの温泉(源泉)を所有しています。
4つの温泉(源泉)は、熱海38号泉、熱海168号泉、熱海187号泉、熱海205号泉です。
ホテル大野屋では、この4つの温泉(源泉)を混ぜた合わせた混合泉を4種類のお風呂(ローマ風呂、露天風呂 etc.)に配湯しています。
つまり、ホテル大野屋のどのお風呂に入っても温泉は同じということです。
以下は、4種類のお風呂の脱衣場内に掲示された温泉分析書に記載された内容です。
●源泉名・・・・・混合泉(熱海38号、熱海168号、熱海187号、熱海205号)
●温泉の泉質・・・・・カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
●温泉の温度・・・・・47.9℃
●水素イオン濃度・・・・・pH7.3
浴用の適応症
●一般的適応症・・・・・筋肉もしくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖機能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症・・・・・きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症・・・・・病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍または高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓または肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症・・・・・該当項目なし
温泉掲示表
①加水の有無・・・・・あり(温度調節のため)
②加温の有無・・・・・あり(温度調節のため)
③循環ろ過装置の使用の有無・・・・・あり(浴槽を衛生的に維持するため)
④入浴剤の有無・・・・・なし
⑤消毒処理の有無・・・・・あり(県条例等の基準を満たすため、塩素系薬剤を使用)
ホテル大野屋のお風呂(温泉)に入った感想
どのお風呂(大浴場)も同じ温泉が配湯されているはずですが、「一番温泉が濃い!」と感じたのが露天風呂の温泉でした。
露天風呂の浴槽内に注がれた温泉は、ほんのり塩分の香りがして、「あぁ、本物の温泉なんだなぁ~。」と実感させてくれました。
個人的には以下の理由で露天風呂が一番気に入りました。
●解放感抜群で眺望が良い
●温泉(泉質)が4種類のお風呂の中で一番良いと感じた
ホテル大野屋の目玉の1つ「ローマ風呂」については、以下の理由であまり大きな感動はありませんでした。
●ジブリ映画「おもいでぽろぽろ」を観ていないので、思い入れがない
●大阪にある日帰り入浴施設「スパワールド」で古代ローマ風呂を模した風呂に既に入浴した経験がある
「スパワールド」には「花のお風呂」に似た浴場(シンガポールSPA)もあり、ホテル大野屋のお風呂を参考にしたのかもしれません。
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