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静岡県伊東温泉「伊東園ホテル松川館」への宿泊をお考えの方の中には「実際に宿泊した人の感想が知りたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はわたしが伊東園ホテル松川館に宿泊した際の体験レポート(宿泊記)をお届けしたいと思います!
【宿泊した日:2024年3月10日日曜日】
伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
伊東園ホテル松川館は3つの建物からなるホテル
伊東園ホテル松川館は福寿荘、末広荘、華ひろばの3館からなるホテルです。
上の写真は館内に掲示された伊東園ホテル松川館の全体図です。
客室のある福寿荘と末広荘は地下通路で繋がるという変わった構造です。
福寿荘と末広荘を繋ぐ地下通路です。地下通路の上は公道です。
華ひろばは、旧コンベンションホールで現在はバイキング会場として利用されています。
おそらく以前はパーティーや結婚式の会場として利用されていたのでしょう。
館内はやや複雑になっており、館内で迷子になる方もよくいらっしゃるようです。
わたしも実際に館内で迷子になっているご婦人を見ました。
伊東園ホテル松川館の魅力
わたしが感じた伊東園ホテル松川館の魅力を5つ挙げてみたいと思います。
魅力① 老舗温泉旅館の佇まい
上の写真は伊東園ホテル松川館の館内に掲示されたホテルの全体図です。
この図を見ただけでも「老舗旅館の雰囲気だなぁ~。」と思いませんか?
実際、伊東園ホテル松川館の館内は老舗温泉旅館の雰囲気が漂っています。
ホテルの敷地内にある庭園です。
福寿荘は庭園を取り囲むように建てられています。
福寿荘の多くの客室からは庭園を眺められるようになっています。
そして、末広荘は東海館(昭和3年開業)と築年数が同じとのことです。
伊東3館の伊東園ホテルの中では最も温泉旅館らしい雰囲気です。
伊東園ホテル松川館から徒歩5分ほどの場所にある東海館(旧木造建築の旅館)です。
現在は旅館として営業はしておらず文化施設として利用されています。館内見学も可能です(入館料:200円)。
魅力② 温泉が源泉かけ流し
伊東園ホテル松川館の温泉は源泉かけ流しです。
加温・加水なし、ろ過・循環なし、消毒なし、入浴剤の使用なしの“完全かけ流し”です。
なかなか完全かけ流しの温泉に入浴できることはないですから、希少価値がありますね。
魅力③ 伊東3館湯めぐりが楽しめる!
伊東温泉の伊東園ホテルでは伊東3館湯めぐりができます。
伊東3館湯めぐりとは、 伊東3館(伊東園ホテル本館、伊東園ホテル別館、伊東園ホテル松川館)のいずれかに宿泊すれば、3館すべての大浴場・露天風呂を利用できる、というものです。
3館湯めぐりができるのは、14:00~21:00、7:00~9:30です(2024年3月現在)。
伊東3館は約200メートルの距離に建ち並んでいるので、浴衣のまま下駄をかき鳴らして巡ることができます。
それぞれの大浴場・露天風呂は異なった雰囲気ですので、温泉を思う存分楽しむことができます。
魅力④ 最寄り駅・伊東駅から徒歩で10~15分の好立地
伊東園ホテル松川館の最寄り駅はJR伊東駅です。
JR伊東駅から伊東園ホテル松川館は徒歩で10~15分で到着します。
途中に湯の花通り商店街やキネマ通りなどを通るので、楽しみながらホテルに向かうことができます。
なお、JR伊東駅 ⇄ ホテル間の無料送迎バスもあります。
「歩くのはちょっと・・・」という方も安心ですね。
無料送迎バスの運行時間は以下の通りです(2024年3月現在)。
駅出発 | 14:30 / 15:00 / 16:10 / 17:10 / 17:40 |
ホテル出発 | 8:50 / 9:50 / 10:50 |
魅力⑤ 徒歩10~15分で海(海水浴場)へ行ける
伊東園ホテル松川館から徒歩10~15分で海に出ることができます。
海水浴場(伊東オレンジビーチ)もあるので、夏は伊東園ホテル松川館を拠点に海水浴を楽しむ、という使い方もできます。
海沿いの135号線には多くの干物屋さんが軒を連ねています。
帰りに干物屋さんでお土産を買って帰るのもいいですね!
山国商店さんは店内で買った干物を焼いて食べさせてくれるお店。
この日は日曜日で、たくさんのお客さんが訪れていました。
てっちゃんと長嶋一茂さんが充電旅で訪れたことがあるお店です。
ランチは行列必至の五味屋さんへ
この日のランチは特盛海鮮丼がいただける「味の店 五味屋」さん。
たくさんの有名人が訪れています。
1日130食も出る「おまかせ丼」(税込2,600円)をいただきました。
どうですか?この迫力。約20種類の海鮮が載っています。
伊東の海の幸を堪能させていただきました。
こちらのご主人、奥さんがとても気さくな方々でした。
繁盛店でありながら、決して偉ぶらない人情味あふれる大将の姿が印象的でした。
機会がありましたら寄ってみてください。
13時前にホテルに到着するも客室への入室は15時以降
味の店 五味屋さんで昼食を済ませ、13時前に伊東園ホテル松川館に到着しました。
チェックイン手続きを済ませ、しばらく館内を散策しました。※ チェックイン手続きは13時から可能です。
客室に入室できたのは15時以降です。
約40台収容の無料駐車場あり!
伊東園ホテル松川館は約40台収容の無料駐車場を用意しています。
全客室が61室ですから、まずまず十分な駐車台数だと思います。
無料駐車場は、チェックイン日の12:00~チェックアウト日の12:00まで利用できます。
2ヶ所の駐車場はいずれもホテルに近い場所にあります。
バイクで訪れる方もご安心ください!
屋根のある場所に駐車スペースがあります(華ひろばの旧エントランス付近)。
東海館は一見の価値あり!
客室に入室できる15時まで時間があったので、伊東園ホテル松川館から徒歩5分ほどの場所にある東海館に向かいました。
東海館は昭和3年に開業した温泉旅館で、現在は観光施設として営業しています。
温泉旅館としては平成9年(1997年)に営業を終了し、平成13年(2001年)から観光施設として営業しているそうです。
建物を外から眺めるだけではなく内覧も可能です。入館料が大人200円(税込)とリーズナブル。
外観、館内とも“THE温泉旅館”という趣きでとても風情があります。「一見の価値あり!」です。
お時間があれば、ぜひ立ち寄っていただきたいですね!
客室は福寿荘2F202号室
15時になり、客室に入室できました。
今回予約した部屋は、和室8~10畳(禁煙・風呂無)です。
ホテルが用意してくれたのは、福寿荘2階の202号室です。
和室10畳の一間でシンプルな和室でした。
客室奥の窓からは庭園を見ることができました。
キレイで清潔なお部屋でした。快適に過ごせました。
温泉は希少な源泉かけ流し。大浴場・露天風呂の雰囲気も良し!
伊東園ホテル松川館の温泉(塩化物・硫酸塩温泉)は源泉かけ流しです。
加温・加水なし、ろ過・循環なし、消毒なし、入浴剤の使用なしの“完全かけ流し”です。
無色透明、ほぼ無臭で弱塩味があります。
完全かけ流しの温泉に入浴できる機会は少ないですから、とても価値が高いですね。
しかも、大浴場・露天風呂の雰囲気がとても良いんです。
「あぁ温泉旅館に来たんだなぁ~。」と感じさせてくれます。
伊東園ホテル松川館の風呂は以下の4つです。
①末広の湯
②龍神の湯
③露天岩風呂
④福寿の湯
末広の湯です。奥に見えているのが龍神の湯です。
龍神の湯です。末広の湯と隣接しています。
露天岩風呂です。
ありきたりな表現ですが、野趣あふれる露天風呂です。
やや洞窟風呂のような雰囲気があります。
加温なしのかけ流し温泉のため、冬場は泉温が低くなってしまいます。
福寿の湯です。
どの風呂も雰囲気抜群!源泉かけ流しの温泉を堪能できます。
伊東園ホテル松川館だけでも湯めぐりが楽しめます。
松川館の大浴場・露天風呂だけでは物足りない方は伊東3館湯めぐりに出掛けましょう!
アルコール飲み放題付きの夕食バイキングは満足できるレベル
伊東園ホテル松川館の夕食バイキングは約40種類の和洋中メニュー食べ放題&アルコールドリンク飲み放題です。※ ソフトドリンクも飲み放題。
この日(2024年3月10日)は2部制(完全入れ替え制)でした。
①17:30~19:00(90分間)
②19:30~21:00(90分間)
コロナウイルスが流行している頃は食事時間が70分間でしたが、通常の90分間に戻りました。
宿泊料金を考えたら、質量ともに満足できる内容でした。
※ 今回の宿泊料金は1泊2食付きで8,565円(消費税・入湯税込)。
メニューは大衆的なものが多いですが、どれも標準か標準以上のものを提供してくれていると思います。
伊東園ホテルでは通常メニュー以外に期間限定の特別メニューを提供するグルメフェアを開催しています。
この日(2024年3月10日)、伊東園ホテル松川館では「大エビのチリソース煮とぷりっぷりエビのマヨネーズ和え食べ比べフェア」が開催されていました。
昨秋、栃木県の伊東園ホテルで「こだわりの海老料理フェア」が開催されていましたので、内心「またか・・・」と感じました。
「こだわりの海老料理フェア」でもエビチリとエビのマヨネーズ和えは提供されていましたからね。
大エビのチリソース煮
ぷりっぷりエビのマヨネーズ和え
エビ料理2品はじゅうぶん合格点。ビールのお供にぴったりでした。
刺身はビンチョウマグロと甘エビの2種盛りでした。
悪くなかったです。合格点。
寿司は4品でした。
●小肌
●サーモン
●海老
●イカ
寿司はどれも美味しかったです。意外にも(?)ガリが美味しかったです。
伊東園ホテルの夕食バイキングの目玉はアルコールドリンク飲み放題です。
伊東園ホテル松川館では以下のアルコールドリンクが飲み放題でした。
●生ビール(アサヒスーパードライ)
●ハイボール
●サワー
●酎ハイ
●日本酒(冷酒)
●日本酒(熱燗)
●ワイン(赤・白)
アルコールが飲めない、苦手な方もご安心ください!
夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です。
伊東園ホテル松川館では以下のソフトドリンクが飲み放題でした。
●コカ・コーラ
●コカ・コーラzero
●ファンタ・メロンソーダ
●ジンジャーエール
●オレンジジュース
●オレンジジュース(炭酸)
●Qooすっきりブドウ
●Qooすっきりブドウ(炭酸)
●カルピスウォーター
●カルピスソーダ
●ウーロン茶
●野菜ジュース
●コーヒー(ホット&アイス)
●煎茶(ホット&アイス)
●紅茶レモンティー(ホット&アイス)
●玄米茶(ホット&アイス)
●麦茶(ホット&アイス)
●おいしい水(ホット&アイス)
バイキング会場について
バイキング会場は華ひろばの2Fです。
おそらく以前は各種パーティーや結婚式の会場として利用されていた場所と思われます。
広すぎず狭すぎず程よい広さの会場でした。
朝食バイキングは質量とも満足!
朝食バイキングは約40種類の和洋メニュー食べ放題&ソフトドリンク飲み放題です。
この日(2024年3月11日)は、1部制(7:15~9:00)でした。
和食70:洋食30ぐらいの割合です。
わたしは和食中心にいただきましたが、全体的に満足できる内容でした。
伊東という土地柄かアジの干物が美味しかった印象です。
どのメニューも美味しくいただけました。
伊東園ホテル松川館に宿泊した感想
満足しました。
今回の宿泊料金は1泊2食付きで8,565円(消費税・入湯税込)です。
コストパフォーマンスが最高です。
この物価高のご時世に1万円でお釣りが来るうえにこれだけ楽しませてもらったら文句なしです。
今なら1回飲みに行ったら4,000~5,000円ぐらいは当たり前でしょう。
それが食べて、飲んで、温泉に入って、泊まって、カラオケや卓球を楽しんで、この金額です(消費税・入湯税込8,565円)。
「通える温泉宿」としてとても優秀です。
伊東3館の中では最も温泉宿らしい温泉宿です。
「格安で温泉宿に泊まりたい!」という贅沢な願いを叶えてくれる宿ですね!
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