伊東園ホテル草津の宿泊体験レポート2023年9月編

※ 記事中に広告を掲載しています。

「今度、群馬県・草津温泉の伊東園ホテル草津に泊まろうと思うけど、どんなホテルなんだろう？」と気になっていませんか？

そんな方のために今回はわたしが伊東園ホテル草津に宿泊した際の体験レポートをお届けしたいと思います。

【宿泊した日：2023年9月6日水曜日】

ランチは赤城和牛に舌鼓

宿泊当日は午前10時過ぎに草津に到着しました（交通手段はマイカー）。

湯畑周辺を軽く散策し、ランチは和牛ビストロ三国家で赤城和牛（赤城和牛ステーキ重100g、税込1,750円）をいただきました。

➡ 和牛ビストロ三国家の公式ホームページはこちら

伊東園ホテル草津は元かんぽの宿 草津

伊東園ホテル草津は、もともと「かんぽの宿 草津」でした。

「かんぽの宿 草津」は2014年8月末で営業を終了し、伊東園ホテルが経営権を取得。

2015年4月1日から伊東園ホテル草津としてリニューアルオープンしました。

草津温泉のはずれにあるロケーション

草津温泉の中心といえば、何と言っても湯畑でしょう。

伊東園ホテル草津は、その湯畑から約2.2ｋｍ（車で5～6分）離れた場所にあります。

言うなれば、“草津温泉のはずれ”に位置しています。

ですから、夕食後に「ふらっと湯畑に繰り出す」といったことが難しいロケーションです。

約50台収容の無料駐車場あり！

伊東園ホテル草津は、約50台収容の無料駐車場を完備しています。

全客室数が54室ですから、じゅうぶんな数の駐車スペースが確保されていると思います。

駐車場はホテル玄関から近い場所（ホテル玄関から20～30ｍ先）にあります。

ホテル玄関前です。

こちらで同乗者や荷物を降ろして駐車場に向かうと良いでしょう。

屋根付きなので、雨や雪の日も安心です。

「草津温泉バスターミナル　⇄　伊東園ホテル草津」間の無料シャトルバスが便利！

草津温泉の中心地から離れているデメリットを埋めるべく伊東園ホテル草津では、「草津温泉バスターミナル　⇄　伊東園ホテル草津」間の無料送迎バスを運行しています。

※ 乗車予約は不要。

※ 草津温泉バスターミナルは、湯畑から徒歩約5分の場所にあります。

無料送迎バスは、朝の9時から夕方6時まで1時間おきに運行されていますので、とても便利です。

●公共交通機関を利用して伊東園ホテル草津を訪れる場合
●伊東園ホテル草津から湯畑周辺に観光に行く場合

の双方に利用できます。

2023年9月現在の運行時間（定時運行）は以下の通りです。

※ 土曜日のみ午後7時台も運行しているようです。

草津温泉バスターミナルについて

引用：長電バスの公式ホームページ

草津温泉バスターミナルは、草津温泉 ⇄ 長野駅東口、志賀高原山の駅、湯田中駅のバスを運行するターミナルです。

建物内には草津温泉観光案内所も設置されています。

伊東園ホテル草津の無料送迎バスは草津温泉バスターミナルの駐車スペースのいずれかに停車します（停車場所は状況により異なる）。

バスの正面と側面には「伊東園ホテル草津」と記載があるので見つけやすいでしょう。

客室への入室は午後3時以降

ランチを済ませ引き続き湯畑を散策していましたが、雨が降り出しそうな雲行きに。

「これはマズイ。」と思い、慌てて伊東園ホテル草津へ向かいました。

予感は的中。

ホテルの駐車場に着くやいなや土砂降りの雨になりました。

午後1時前にチェックイン手続きを済ませましたが、客室へ入室できるのは午後3時以降です。

ホテルの大浴場が午後2時から入浴できると分かり、「外は土砂降りの雨だし、ホテル内でゆっくりしよう！」と思いましたが・・・。

過度な装飾を排した館内はキレイで清潔

フロント

ロビー

廊下

伊東園ホテル草津は、もともと「かんぽの宿」でした。

そのためか過度な装飾が施されておらず、館内は理路整然としています。

「かんぽの宿 草津」は1983年開業で40年が経過していますが、建物の外観や館内はくたびれた様子がなく、キレイで清潔です。

タバコは喫煙コーナーで！

伊東園ホテル草津の館内は全面禁煙です。

ですが、1階と2階に喫煙コーナーが設置されています。

喫煙される方は喫煙コーナーを利用しましょう。

喫煙コーナー（1階）

喫煙コーナー（2階）

無料のシャトルバスを利用して外湯めぐりへ

ホテルに到着した当初、土砂降りの雨が降っていたため、「ホテル内でゆっくりしよう！」と思いましたが、考えを改めました。

「せっかく草津に来たのだから、草津を代表する立ち寄り温泉施設に入浴しなくてどうする！」との考えが浮かんだからです。

幸い、草津温泉バスターミナルに着く頃には雨も止みました。

わたしが入湯した立ち寄り温泉施設は「大滝乃湯」と「西の河原露天風呂」の2ヶ所です。

大滝乃湯

温泉街東側にある温泉施設です。

内湯と露天風呂、合わせ湯やサウナなど、多彩な施設が揃っています。

入浴料金は、980円です（2023年9月現在）。

わたしは草津温泉バスターミナル内の観光案内所で割引券をもらいましたので、890円で入浴できました。

「合わせ湯」とは、湯温の異なる浴槽を低い方から順番に入るというもので、1番（38℃～40℃）から4番（45℃～46℃）まであります。

「合わせ湯」を体験しましたが、4番はとても高温で入れたもんじゃありません。

4番に入った途端に飛び出ました。

草津温泉は、17つの源泉があると言われています。

大滝乃湯は、その中でも煮川源泉（酸性硫黄泉 pH2.1）を加温・加水せず、贅沢に掛け流しているのだそうです。

ちなみに煮川源泉は、美人の湯として名高いそうです。

実際に入浴してみると、「まるで化粧水に浸かっている」ような感覚になりました。

湯口（温泉が注がれている場所）から流れ出している温泉を両手ですくって臭いを嗅いでみると、ぷ～んと硫黄の臭いがします。

舐めてみると、何とも酸っぱい。

➡ 大滝乃湯の公式ホームページはこちら

西の河原（さいのかわら）露天風呂

温泉街の西側、西の河原公園の奥にある温泉施設。

100人以上が一度に入浴できる巨大露天風呂です。

森林に囲まれているので、温泉に浸かりながら新緑や紅葉を楽しむことができます。

西の河原公園露天風呂は、万代源泉（酸性塩化物硫酸塩温泉　pH1.5）が源泉かけ流しで楽しめます。

湧出量が草津の源泉の中で１番多く毎分約6,200リットルだそうです。

入浴料は、700円（2023年9月現在）です。

➡ 西の河原露天風呂の公式ホームページはこちら

客室は和室8畳【禁煙・アウトバス】

「大滝乃湯」と「西の河原露天風呂」での立ち寄り入浴を終え、午後6時20分発の最終バスに乗り込んで伊東園ホテル草津に戻ってきました。

客室は4階の419号室（和室8畳【禁煙・アウトバス】）でした。

8畳の和室に広縁が設けられた部屋でした。

近年リフォームが行われた様子で、室内はとてもキレイでした。

畳も新しいもので、とても気持ち良かったです。

※ 2022年12月から2023年2月にかけて大規模な改装工事が行われたそうです。

窓からの景色です。

温泉は西の河原露天風呂と同じ万代（ばんだい）源泉

伊東園ホテル草津の温泉は、西の河原露天風呂と同じ万代（ばんだい）源泉が使用されています。

泉質は、酸性-塩化物・硫酸塩温泉（低張性・酸性・高温泉）です。

源泉が高温（96.5℃）のため、加水して42℃まで泉温を下げて浴槽に掛け流しています。

ろ過・循環はなく、入浴剤の投入や消毒はありません。

実際に入浴した感想は、「立ち寄り温泉施設・大滝乃湯ほどの“湯力（ゆぢから）”は感じないが、それでも強力な温泉。」です。

それが証拠に何度か入浴しているうちに下半身に軽い痛みを感じるようになりました。

「顔がピリピリする。」と話すお客さんもいました。

加水されて濃度は薄まっているはずなのですが、そこは草津温泉（万代鉱）。「流石です！」。

男性大浴場の間取りは上の写真の通りです。

画像提供：じゃらん

内湯です。

湯もみ板もしっかり設置されています。

画像提供：じゃらん

露天風呂です。

サウナと水風呂も設置されています。

貸切風呂も無料で入れます！

伊東園ホテル草津には2つの貸切風呂があります（大浴場に隣接）。

2つの貸切風呂は以下の時間帯に無料で利用することができます（2023年9月現在）。

14：00～22：00 / 翌9：00～10：00

※ 連泊の方は、翌9：00～13：00まで利用可能。

※ 予約制・・・・・1組40分 / 13：00よりフロントで受付開始

食べ飲み放題の夕食バイキングに満足！

この日（2023年9月6日）、夕食バイキングは2部制（完全入れ替え制）でした。

●1部・・・・・17：30～19：00
●2部・・・・・19：20～20：50

多くの伊東園ホテルは夕食バイキングが70分制ですが、伊東園ホテル草津は90分制でした。

常時90分制なのかどうかは不明ですが、90分間だとゆっくり食事が楽しめますね。

ちなみに伊東園ホテル草津の公式ホームページには「夕食バイキングの食事時間は70分です。」と記載されています。

夕食バイキングは、和洋中40～50種類のメニューにアルコールドリンク飲み放題が付いています（ソフトドリンクも飲み放題）。

宿泊料金（1,000円引き割引券を使用して消費税・入湯税込みで7,630円）を考えたら、文句は言えないですよ！まるで素泊まり料金です。

特上なメニューは無いですけど、標準レベル以上のメニューは提供してくれていると思います。

この日は「海老とアスパラのまるごと一本串揚げフェア」が開催されていました。

フェアで提供されていた串揚げは以下の4種類です。

●海老
●アスパラガス
●豚ヒレ
●うずらの卵

串揚げに続いて、寿司と刺身をいただきました。

刺身は以下の3種盛りです。

●マグロ
●甘エビ
●炙り〆サバ

寿司は以下の4種です。

●サーモン
●イカ
●エビ
●こはだ

串揚げ、海鮮に続いて、和洋中メニューを適当に選んで食べてみました。

茶碗蒸しも味が濃くて「今まで食べた伊東園ホテルの茶碗蒸しの中で一番美味しい。」と感じました。

デザートもしっかりいただきました。

提供されていたのは以下の4種です。

●プチシュークリーム
●ロールケーキ（プレーン）
●プリン
●ミルクアイス

そしてそして、伊東園ホテルの夕食バイキングで忘れてはいけないが、アルコールドリンク飲み放題。

以下のアルコールドリンクが提供されていました。

●生ビール
●酎ハイ
●サワー
●ハイボール
●果実酒
●日本酒（熱燗）
●日本酒（冷酒）

グラスは専用冷蔵庫で冷やしてくれています。

わたしはビール党なので、生ビールを5～6杯いただきました。

アルコールドリンクが別料金だったら、宿泊料金とは別に3,000円程度の支払いが発生しますから、ホントにアルコールドリンク飲み放題は助かります！

アルコールが飲めない方もご安心ください！

夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です。

20種類弱のソフトドリンクが用意されています。

バイキング会場について

バイキング会場は2階にあります。

比較的コンパクトな会場です。

今まで訪れた伊東園ホテルではレストランスタッフに必ず外国人がいらっしゃいましたが、伊東園ホテル草津には外国人スタッフがいませんでした。

この日たまたま外国人スタッフが非番だったのかは不明です。

それと、レストラン内で音楽がかかっておらず無音でした。

個人的に「BGMは欲しいなぁ～。」と思いました。

朝食バイキングはあまり美味しいと感じられず・・・

朝食バイキングは、7：00～9：00の好きな時間帯に取るスタイルでした。

和食・洋食メニューが30～40種類用意されていました。

メニュー構成はだいたい和食7：洋食3の割合で、和食偏重です。

この日の体調等にもよると思いますが、あまり美味しいとは感じませんでした。

伊東園ホテル草津に宿泊した感想

大満足でした。

とにかくコスパが最高ですね！

今回の宿泊料金は1,000円引きの割引券を使用して7,630円（消費税・入湯税込み）です。

こんな金額で天下の草津温泉に宿泊できる宿（1泊2食付きの宿）なんて他にあるのでしょうか？

しかも、夕食バイキングは食べ放題＆アルコールドリンク飲み放題です。

温泉も正真正銘の草津温泉（万代鉱）です。

予約が取りにくいのもうなずけます。

1つネックなのは草津温泉の中心地から離れていること（湯畑から約2.2ｋｍ離れている）。

ですが、無料のシャトルバスを1時間おきに運行してくれていますから、その問題もあまり気になりません。

「天下の草津温泉にお値打ち価格で泊まりたい！」という方には大変おすすめのホテルです。

↓宿泊予約はこちらからどうぞ↓