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「群馬県・老神温泉の伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘に泊まるか検討してるけど、実際に泊まった人の感想が知りたいなぁ～。」という方はいませんか？
今回は伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の宿泊体験レポートをお届けします！
【宿泊した日：2023年11月9日木曜日】
イトーちゃん 伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています！
東洋のナイアガラ・吹割の滝は必見！
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘から車で約10分の場所に東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝があります。
吹割の滝は、通常の見上げる滝とは違って、川の裂け目に水が落ち込む様子が見られる日本では珍しい形の滝です。
イトーちゃん 山楽荘から車で10分弱の場所にあるので、見に行った方がいいですよ！
吹割の滝の周りをぐるっと一周できる遊歩道が整備されています。
約1時間ぐらいで一周できますので吹割の滝を周遊するハイキングもおすすめですよ！
山側の遊歩道からは上から吹割の滝を眺めることもできますよ！
滝の駅・吹割
吹割の滝の周りには駐車場がたくさんありますが、滝の駅・吹割（飲食店、農産物直売所あり）がおすすめですよ！
有料駐車場が多い中、滝の駅・吹割は駐車料金が無料なんです。
滝の駅・吹割から吹割の滝・遊歩道入り口までは徒歩2～3分です。
なお、路線バス（関越交通）でも行けますよ！
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘は本館、別館の2館からなるホテル
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘は、本館（6階建て）、別館（3館建て）の2館からなるホテルです。
上の写真は伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の館内図です。
本館
上の写真は伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の正面玄関です。正面玄関は本館の3階にあります。
本館は渓谷側（片品川側）に位置しています。
別館
別館は本館の裏手に位置しています。
以前は上の写真の場所がホテルの正面玄関になっていたようです。2023年11月現在は完全封鎖中。
イトーちゃん もともと本館と別館は別々のホテルだったようです。
もともと本館は「絶景の宿 山楽荘」、別館は「湯元 白雲閣 漏田本館」と言ったそうです。
初めて訪れる方はホテルの正面玄関が分かりにくいと思いますので、上の平面図を頭に入れておいてください。
ホテルフロント
フロントはとってもコンパクトです。
ロビー
フロント奥にあるロビーです。
客室に入室できる15時前に到着した方々はこちらのロビーで過ごされていました。
本館と別館をつなぐ連絡通路
本館と別館は連絡通路で繋がっています。上の写真が連絡通路です。
連絡通路は本館3階と別館1階を繋いでいます。
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の娯楽施設は少ないです。
卓球台が1台、カラオケルームが1部屋と他の伊東園ホテルに比べると「寂しい」です。
卓球台（別館1階）
カラオケルーム（別館1階）
約50台収容の無料駐車場あり！
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘は、約50台収容の無料駐車場を用意しています。
全客室数が73室ですので、ほぼ需要は満たせると思います。
アクセス方法は以下の通りです。
沼田ICを出て信号を日光・尾瀬方面に左折(120号線)道なりに進み
引用元：公式ホームページ
椎坂白沢トンネル(大小2つのトンネル)を過ぎ、2つ目の信号を右折。
朝市会場、沼田市観光協会を左にみて坂道を下り、旧朝日ホテルを左折。
道なり少し進むと右側に伊東園ホテル尾瀬老神山楽荘がございます。
第1駐車場
第2駐車場
第3駐車場
バイク専用の駐車スペースもあります。
上の写真はホテル正面玄関そばです。
赤枠で囲んだ部分がバイク専用の駐車スペースです。屋根付きなので安心ですね。
老神温泉バス停からは徒歩10分弱
公共交通機関で伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘を訪れる方もいらっしゃるでしょう。
電車での最寄り駅は上毛高原駅または沼田駅です。
両駅から路線バスに乗車し老神温泉バス停で下車します。
老神温泉バス停から伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘へは徒歩10分弱です。
寂れっぷりが半端ない老神温泉街
13時過ぎにホテルに到着し、チェックイン手続きを済ませました。
ですが、客室に入れるのは15時以降です。
ホテル内の散策を終えた後、ホテル周辺の散策に向かいました。
上の写真は老神温泉を上から見た図です。
②の場所が伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘です。
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘と同じ通りには巨大旅館がいくつかありましたが、いずれも休業・廃業していました。
⑭の内楽橋です。朱塗りの立派な橋ですね！
橋の上からは渓谷美を楽しむことができました。眼下に見える川は片品川です。
片品川のところどころで露天風呂の残骸が見えました。
橋を渡った対岸にある東明館（ぎょうざの満州を併設）。※ 上図の⑧の場所
この日、老神温泉の旅館の中で伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘を除いて唯一営業していた旅館です。
お客さんは少なそうでした・・・。
対岸から見た伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘です。
左に見えるのは、この日休業していたホテル山口屋さんです。
他のお客さんの中には「ホテル山口屋の基礎（土台部分）がやばい！」と話す方もいました。
ホテル山口屋の基礎（土台部分）の崖が少し崩れている気配がありましたが・・・。
片品川を挟んだ山楽荘とは反対側の道（対岸の道）です。
たくさんの野生の猿に会いました。10匹以上はいましたね。
わたしの姿を見て足早に逃げていきました。
大揚橋を渡って山楽荘が建つ通りに戻ってきました。
道の両サイドには商店が立ち並んでいましたが、軒並み閉店・廃墟と化していました。
イトーちゃん わたしも様々な温泉街を訪ねましたが、ここまでサビれた温泉街は初めてです。
観光協会です。
周辺観光スポットの情報収集ができます。
老神温泉名物の朝市（1974年～）が開催される会場（観光協会の隣り）です。
４月から11月中旬にかけて開かれ、関東一とも言われる朝市だそうです。
朝市会場の一角にはギネス認定の大蛇みこしが展示されています。
渓谷側の客室は可もなし不可もなし
ホテル周辺の散策を終え、客室に入りました。
今回予約した部屋は、本館 和室１０畳タイプ【禁煙】渓谷側のお部屋 です。
ホテルが用意してくれたのは、本館3階・315号室です。
本館3階は正面玄関、フロントがあるフロアです。
10畳程度の和室に広縁が設置された部屋でした。
客室からの眺望です。
渓谷側の客室でしたが、眺望は今一つでした。
イトーちゃん 渓谷側の客室とはいえ眺望は今一つ。部屋自体もいたって普通でした。
↓ 本館315号室の眺望動画 ↓
別館の温泉がベリーグッド！
大浴場・露天風呂は本館と別館の双方にあります。
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の大浴場・露天風呂の特徴は、2種類の温泉（泉質）を楽しめること。
●本館・・・・・単純温泉（中性低張性高温泉）※ 老神温泉8号泉、老神温泉10号泉、老神温泉 薬師の湯の混合泉
●別館・・・・・単純温泉（弱アルカリ性低張性温泉）※ 老神温泉6号泉
本館の温泉は無味無臭・無色透明で特徴らしい特徴がない温泉でしたが、別館の温泉は硫化水素臭がする濁り湯でした。
イトーちゃん 別館の温泉は硫化水素臭がする濁り湯でベリーグッドでした。
「同じ単純温泉ながら大きな違いがあるなぁ～。」と驚きました。
本館の大浴場・露天風呂
本館の大浴場・露天風呂は男性専用、女性専用に分かれており、午前・午後で男女入れ替えはありません。
別館の大浴場・露天風呂
別館の大浴場・露天風呂は午前・午後で男女入れ替え制です。
食べ飲み放題の夕食バイキングは満足！
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘の夕食バイキングは、約40種類の和洋中メニュー食べ放題＆アルコールドリンク飲み放題です（ソフトドリンクも飲み放題）。
イトーちゃん どのメニューも美味しかったです。満足しました。
この日（2023年11月9日）の夕食バイキングは2部制でした。
●1部・・・・・17：20～18：50（90分間）
●2部・・・・・19：00～20：30（90分間）
完全入れ替え制なので、最後はわたし一人になり焦りました・・・。
「国産牛のメイン2種堪能フェア」（グルメフェア）の香草パン粉焼き、ローストビーフです。
香草パン粉焼きは「これホントに国産牛？」と思うほど牛肉が硬かったですが、ローストビーフは柔らかくて肉の旨味を十分に感じました。
魚介のスープパスタ、きのこクリームパスタ
和風ペペロンチーノパスタ、ミートソースパスタ
本格パスタは最近（2023年11月）伊東園ホテルにお目見えした新メニューです。
※ パスタはフェットチーネ（平打ち麺）とスパゲッティの2種。
イトーちゃん 悪くはないのですが、まだまだ発展途上の感じがしました。改良を加えてさらなる進化を期待したいです。
カレーは具が無かったです。溶け込んでしまったのでしょうか・・・。
もつ煮
本場のもつ煮の味を知りませんが、まずまずの味でした。
伊東園ホテルの夕食バイキングの“売り”はアルコールドリンク飲み放題が無料でついてくること。
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘では以下のアルコールドリンクが飲み放題でした。
●生ビール（アサヒスーパードライ）
●酎ハイ
●ハイボール
●サワー
●日本酒（熱燗）
●日本酒（冷酒）
●ワイン
サワー、ハイボール、酎ハイ、生ビール
日本酒（熱燗）
日本酒（冷酒）
ワイン
夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です。
以下のソフトドリンクが飲み放題でした。
●コーラ
●ジンジャーエール
●メロンソーダ
●カルピス
●カルピスソーダ
●Qooすっきりブドウ
●Qooすっきりブドウ（炭酸）
●オレンジジュース
●オレンジジュース（炭酸）
●ウーロン茶
●野菜ジュース
●ホットコーヒー
●アイスコーヒー
●煎茶（ホット＆アイス）
●ほうじ茶（ホット＆アイス）
●レモンティー（ホット＆アイス）
●紅茶（ホット＆アイス）
●おいしい水（ホット＆アイス）
バイキング会場について
バイキング会場は本館2階です。
開場前に入り口付近で並んでいる際、「小さそうな会場だなぁ～。」と思いましたが、やはり小さめの会場でした。
イトーちゃん 今まで訪れた伊東園ホテルの中で1、2を争う狭い会場でした。
翌朝、老神温泉朝市へ
翌朝、老神温泉名物と言われる朝市に出かけてみました。
朝市の会場は伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘から徒歩10分弱です。
昨日の散策で老神温泉街のサビれぶりを目の当たりしていたので、「どうせ大したことないんだろう。お客さんなんて来るのかな？」と思ってました。
朝市が開場となる6時前に会場に行ってみると・・・
意外にも（？）盛況でした。
10軒程度のお店が出店しており、お客さんも次から次にやってきます。
イトーちゃん 老神温泉の名物というのはウソじゃなかったんですね！
地元で採れた野菜、果物、加工品など様々な食品が販売されていました。
各店で試食もできます。
見学だけで全く商品を購入するつもりはなかったですが、場の雰囲気につられてかリンゴ（700円）、おでん大根（150円）、下仁田ネギ（200円）を購入しました。
2023（令和5）年は、4月20日～11月20日までの6：00～7：30に毎日開催されていたようです。
朝食バイキングは特に不満なし
朝食バイキングは約40種類の和食・洋食メニューが食べ放題です。
この日は2部制でした。
●1部・・・・・7：00～7：50（50分間）
●2部・・・・・7：50～8：40（50分間）
他の伊東園ホテルに比べて「ややメニューが少ないかなぁ～。」と感じましたが、特に不満はなかったです。
伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘に宿泊した感想
おおむね満足しました。
別館の温泉（濁り湯）が良かったですねぇ～。
老神温泉の寂れっぷりには度肝を抜かれましたが、伊東園ホテルの集客力は流石ですね！
他ホテルが集客に苦労する中、7～8割程度の客室稼働率を維持するのですから。
尾瀬に近い立地なので、春～夏に尾瀬ハイキングで再訪したいですね！
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