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「今度、群馬県・伊香保温泉の伊香保グランドホテルに泊まろうと思うけど、大浴場(温泉)はどんな感じ?」と気になっていませんか?
そんな方のために今回は伊香保グランドホテルの大浴場(温泉)を徹底紹介したいと思います!
伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
大浴場は2ヶ所あり!
伊香保グランドホテルの館内図
伊香保グランドホテルの大浴場(温泉)は2ヶ所(3号館1階と黄金の湯館)あります。
※ 伊香保グランドホテルは1号館(若紫)、2号館(香木)、3号館(五葉)の3館からなるホテルです。
黄金の湯館は日帰り入浴施設で、伊香保グランドホテルの宿泊客は無料で利用することができます。
大浴場
まずは3号館(五葉)の大浴場からご紹介します!
男性大浴場です。
大浴場の真ん中にどーんと円形の浴槽(黄金の湯)が配置されており、奥に小さめの浴槽(無色透明の湯)が配置されています。
「ホテルの収容能力(全客室98室)を考えると、ちょっと小さいなぁ~。」と感じました。
露天風呂はなく、内湯のみ(サウナあり)です。
宿泊者は「黄金(こがね)の湯館」にも入浴できるため、ホテルの大浴場は控えめ(?)なのでしょう。
女性大浴場です。
ほぼ男性大浴場と同じ構造と思われます。
黄金(こがね)の湯館
伊香保グランドホテルに併設された日帰り温泉施設です。
宿泊客以外の一般客も利用するため、やや混雑します。
内湯が2つ(黄金の湯が1つ、水道水の沸かし湯が1つ)と露天風呂が1つ(黄金の湯と水道水の沸かし湯のブレンド)あります。
館内の地下通路から行くことできるんですが、少し距離があります。
営業時間が10:00~22:00なので、客室に入室できる15時前でも入浴できるものと思われます。
ですが、難点は翌朝に入浴することが難しいことです。
黄金の湯館のオープン時間は10:00なので、チェックアウト時間(11:00)の直前なんです。
その点を考慮してか、伊香保グランドホテル宿泊客は宿泊翌日(チェックアウト日)も「黄金の湯館」に無料で入浴できることになっています。
※ 宿泊翌日(チェックアウト日)に「黄金の湯館」を利用する場合は、宿泊したことを証明する書類(請求明細書 etc.)を受付で提示する必要があります。
内湯(男湯)です。
手前の大きな浴槽が榛名山系水道水の沸かし湯、奥の小さい浴槽が黄金の湯(伊香保温泉特有の温泉)です。
露天風呂(男湯)です。
黄金の湯(伊香保温泉特有の温泉)と榛名山系水道水の沸かし湯のブレンド湯です。
温泉(泉質)について
伊香保温泉といえば、茶褐色の黄金(こがね)の湯が有名です。
ですが、伊香保温泉には以下の2種類の温泉があることをご存じでしょうか?
●黄金(こがね)の湯・・・・・室町時代の開湯以来の源泉で、鉄分を多く含むカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉。
●白銀(しろがね)の湯・・・・・1996年に開発されたは無色透明・無味無臭のメタケイ酸単純温泉。
伊香保グランドホテルでは、大浴場と付帯施設・黄金の湯館で黄金(こがね)の湯に入浴できます。
※ 伊香保グランドホテルの白湯(無色透明の湯)は白銀(しろがね)の湯ではなく、榛名山系水道水の沸かし湯です。
伊香保グランドホテルの黄金(こがね)の湯は以下の通りです。
●源泉名・・・・・ 総合湯(混合泉)
●湧出地・・・・・群馬県渋川市伊香保町伊香保541の4
●泉質・・・・・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性中性温泉)
●泉温・・・・・41.2℃
●湧出量・・・・・毎分4627リットル
●知覚的試験・・・・・無色透明、僅かに茶色の浮遊物あり
●pH値・・・・・6.4
浴用の適応症
●一般的適応症・・・・・筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまる)軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽いコレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
●泉質別適応症・・・・・きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
浴用の禁忌症
●一般的禁忌症・・・・・病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
●泉質別禁忌症・・・・・該当項目なし
温泉利用に関する情報
●加水の有無・・・・・なし
●加温の有無・・・・・あり(入浴に適した温度に保つため加温)
●ろ過循環の有無・・・・・なし
●入浴剤の有無・・・・・なし
●消毒の有無・・・・・あり(塩素による消毒を実施。)
伊香保グランドホテルの黄金の湯は薄い?
伊香保露天風呂
伊香保グランドホテルの黄金(こがね)の湯に入浴して感じたのは「伊香保露天風呂(湯元近くの公衆浴場)に比べて温泉成分が薄いんじゃないか?」です。
その点を黄金の湯館の従業員の方に尋ねてみました。
すると、「源泉地(湯元)から遠いため、温泉が運ばれてくる途中で湯の花や温泉成分が温泉の通り道に付着してしまって薄くなってしまう。」との回答を得ました。
上の地図を見ていただくと分かりますが、源泉地(湯元)と伊香保グランドホテルは1.5km以上も離れています。
黄金の湯館の従業員さんの説明には「なるほど!」と納得しました。
それに伊香保グランドホテルと伊香保露天風呂の温泉分析書を見比べてみると、伊香保グランドホテルは「加温あり、塩素消毒あり」ということが分かりました。
※ 伊香保露天風呂の黄金(こがね)の湯は、完全“源泉かけ流し”です(加水・加温なし、ろ過循環なし、入浴剤の使用なし、消毒なし)。
正真正銘“源泉かけ流し”の黄金の湯に入浴したい方は伊香保露天風呂(湯元近くの公衆浴場)を利用しましょう!
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