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「今度、栃木県・川治温泉の一柳閣本館に泊まろうと思うけど、実際に泊まった人の感想が聞きたいなぁ~。」という方は多いでしょう。
そこで今回はわたしが一柳閣本館に宿泊した際の体験レポート(一人旅)をお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2023年8月24日木曜日】
伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
龍王峡は圧巻の渓谷美
13時過ぎにチェックイン手続きを済まし、龍王峡へ向かいました。
龍王峡は、一柳閣本館から約5km(車で約10分)の場所にある景勝地です。
想像以上の渓谷美でした。ぜひ訪れていただきたいスポットです。
野岩鉄道(会津鬼怒川線)の龍王峡駅から川治湯元駅の間に自然探求路(ハイキング道)が整備されています。
出典:龍王峡公式Webサイト
わたしは、五龍王神社(龍王峡駅近く)⇄ むささび橋 間の「むささび橋巡回コース」(約3km、所要時間目安:1時間30分)を歩きました。
自然探求路(ハイキング道)入り口・五龍王神社の鳥居です。
虹見の滝に向けて序盤は坂道をひたすら下っていきます。
虹見の滝
滝が間近に見えて大迫力でした!
↓ 虹見の滝近くの虹見橋から撮影した眺望動画 ↓
虹見橋からの絶景です。
むささび橋からの景色です。
前方の岩場ではラフティングの準備をする人の姿が見えました。
一柳閣本館は川治温泉のランドマーク
川治温泉でひときわ高くそびえる建物があります。
そう、それが一柳閣本館の花の館(写真右の建物)です。
花の館は、川治温泉の中では一番高い建物で、遠くからでもその姿をはっきりと見ることができます。
まさに川治温泉のランドマーク(塔・記念碑など、その地域を特徴づけ、目印となる物)です。
一柳閣本館は、「花の館」と「柳の館」の2館からなるホテルです。
花の館はリニューアル館と記されていることから、花の館は建て増しされたものと思われます。
一柳閣本館の魅力
わたしが感じた一柳閣本館の魅力を2つ挙げてみたいと思います。
魅力① 180度のパノラマ絶景が楽しめる展望大浴場
花の館の最上階・12階(女性は11階)に展望大浴場(露天風呂はなし)があります。
こちらの展望大浴場は川治温泉街を一望することができ、殿様気分で湯あみを楽しめます。
眼下にパノラマ絶景が広がっています!
魅力② 自然豊かなロケーション
川治温泉は、鬼怒川(きぬがわ)と男鹿川(おじかがわ)の合流地点にあり、豊かな自然が広がっています。
男鹿川沿いには遊歩道が整備されており、川のせせらぎが心を穏やかにしてくれます。
逆の言い方をすると「自然しか無い!」とも言えます。
飲食店などの商店はとても少ないのでお気を付けくださいね(川治温泉にはコンビニは1軒もありません)。
川治温泉駅・川治湯元駅 ⇄ ホテル間の無料送迎あり!
一柳閣本館では最寄り駅の川治温泉駅または川治湯元駅 ⇄ ホテル間の無料送迎を行っています。
駅に着いたら「迎えに来てください!」とホテルに電話(0288-78-1111)すればよいので便利です。
また、鬼怒川温泉駅から日光交通の路線バス(湯西川温泉行き)でも一柳閣本館にアクセスできます。
ホテル前に一柳閣前バス停があります。
往復バスの運行あり!
上野駅・南越谷駅(新越谷駅) ⇆ 一柳閣本館の往復バスも運行されています(2023年10月現在)。
運賃は、往復:3,300円(税込)、片道:1,650円(税込)で、宿泊の2日前までに電話(0570-005-780)で申し込む必要があります。
約80台収容の無料駐車場あり!
一柳閣本館は約80台収容の無料駐車場を完備しています。
全客室数が124室ですので、満室の場合も「駐車できない。」ということはないでしょう。
上の写真はホテル前に設けられた第1駐車場です。
バイクは屋根付き駐車スペースに駐車できます(駐車台数に制限あり)。
第2駐車場
第1駐車場が満車の場合は、ホテルから約200m離れた第2駐車場に駐車することになります。
チェックイン手続きは13時から可能。客室への入室は15時以降
チェックイン手続きは13時から可能です。
ですが、客室に入れるのは15時以降です。
15時前後の到着だとフロントが混み合う可能性もありますから、できれば早めの到着をオススメします。
チェックイン手続きさえ済ませておけば、15時以降にルームキーを受け取るだけですのでスムーズに客室に入室できます。
無料の館内施設が充実!早めの到着でもOK
一柳閣本館は無料の館内施設が充実しているので、15時前の早い時間に到着しても大丈夫です!
広々したロビー
フロント奥には広々としたロビーがあります。
ロビーでテレビを観たり、新聞(新聞が5~6誌置いてあります)を読んだり、スマホでネットサーフィン(無料wi-fiあり)をするなどできます。
ロビーの一角にはコーヒーサービスのコーナーがあります。
コーヒーマシンで挽きたてのコーヒー(ホット&アイス)を無料で飲むことができます。
ロビー右奥には休憩処(座敷)もあります。横になることもできます。
ロビーから男鹿川も見えますよ!
カラオケルーム
ロビー階にカラオケルームが3室あります(10:00から利用可)。
卓球ルーム
10:00から利用可能です。
ビリヤード
14:00から利用可能です。
麻雀ルーム
8:00から利用可能です。
客室は、とほほ・・・な洋室シングル
今回予約した客室は、【柳の館】洋室シングル(風呂無・眺望無・喫煙)です。
ホテルが用意してくれたのは、柳の館の2階2215号室です。
宿泊料金が安かった(7,465円)ので仕方ないですが、「何ともトホホな部屋」でした。
とにかく狭かったです。とてもオススメできません。
「とにかく宿泊料金を抑えたい!」という方以外は避けた方がいいでしょう。
なお、リニューアル館・花の館は全館禁煙なので、喫煙者の方(客室内でタバコを吸いたい方)は柳の館に宿泊する必要があります。
絶景が楽しめる大浴場・露天風呂に満足!
一柳閣本館には2ヶ所の浴場があります。
どちらの浴場も素晴らしい眺望が楽しめて良かったです。
紅葉シーズンは紅葉を愛でながらの湯あみが楽しめますね!
大浴場
花の館の最上階・12階(女性は11階)にあります。
大浴場自体が広々していて良いですし、ガラス越しに見える絶景パノラマが素晴らしいです。
眼下には川治温泉街を望めます。
露天風呂
柳の館5階(花の館2階)にあります。
目の前には浅間山(せんげんやま)の木々が見えます。
おそらく紅葉シーズンには見事な紅葉が見れるのでしょう。
眼下には男鹿川が流れています。
川のせせらぎを聞きながら温泉に浸かれますので穏やかな気持ちになります。
一柳閣本館の温泉は、単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)です(源泉名:川治共同源泉)。
温泉は加水・加温され、浴槽に注がれています(ろ過循環なし、入浴剤の使用なし、消毒なし)。
湧出地は、なんと星野リゾート「界 川治」がある場所です。
泉質が単純温泉(しかも加水・加温あり)ですから、たいした温泉ではなかったですね。
温泉(泉質)自体はショボいですが、景色が楽しめるので魅力的な大浴場・露天風呂でした。
アルコールドリンク飲み放題付きの夕食バイキングはまずまず
夕食バイキングは、40~50種類の和洋中メニュー食べ放題&アルコールドリンク飲み放題でした。
わたしは1部(18:00~19:10)で食事させてもらいました。
特に大きな不満もなく、美味しくいただけました。
この日は、大浴場で意気投合したお客さんと楽しく会話しながらの食事でした。
この日は、「こだわりの海老料理フェア」が開催されていました。
フェアで提供されていた海老料理は以下の5品です。
●エビマヨ
●蒸し海老
●海老のビスク
●エビチリ(甘口)
●エビチリ(中辛)
蒸し海老は海老のビスクにつけて食べるのだそうです。
エビチリは甘口と中辛では明らかに色が違いますね。
いずれにせよビールが進むメニューですね!
海老料理の次は刺身と寿司をいただきました。
刺身は以下の3種が提供されていました。
●ビンチョウマグロ
●〆鯖
●甘エビ
寿司は以下の4種が提供されていました。
●サーモン
●海老
●イカ
●コハダ
いずれも及第点でした。
続いて、中華をいただきました。
とびっきり美味しいわけではないですが、美味しくいただきました。
伊東園ホテルといえば、夕食バイキング時のアルコールドリンク飲み放題がお楽しみ。
今回も目いっぱい楽しませていただきました。
以下のアルコールドリンクが飲み放題でした。
●生ビール
●サワー
●ハイボール
●日本酒(熱燗)
●日本酒(冷酒)
●梅酒
アルコールが飲めない・苦手な方もご安心ください。
夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です(約20種)。
バイキング会場について
バイキング会場は花の館2階の鶏頂殿です。
広々した会場で、ゆったり食事ができました。
夕食後は館内で過ごすほかなし?
夕食後、腹ごなしにホテル周辺を散歩しました。
男鹿川沿いの遊歩道を歩きましたが、わたし以外に歩いている人は皆無でしたね(苦笑)。
呑ん兵の方の中には「飲み足りないから、外に飲みに行こう!」という方もいらっしゃるでしょうが、開いてる店は見当たりません。
というか、飲食店自体の絶対数が極少ですから、飲み屋さんを見つけるのは難しいでしょう。
夕食後はおとなしく部屋飲みした方が良さそうです。
ホテルから徒歩約3分の場所に酒屋(19:30まで営業しているようです)があります。
また、館内にも自動販売機があります。
朝食バイキングはまずまず
朝食バイキングは、7:00~8:20の時間帯にいただきました。
内容は30~40種類の和食・洋食メニュー食べ放題&ソフトドリンク飲み放題です。
とびっきり美味しいメニューは無かったですが、合格点でした。
デザートはソフトクリームをいただきました。
一柳閣本館に宿泊した感想
満足しました。
今回の宿泊料金は、7,465円(消費税・入湯税込)でした。
ほぼ素泊まりに近い金額です。
この金額でこれだけ楽しませてもらったら文句ありません。
ただ、客室はいただけませんでした。
「客室でのんびり過ごしたい!」という方なら、ランクアップルームを考えた方が良さそうです。
ホテル周辺、川治温泉には特に何もありません。あるのは豊かな自然だけです。
ですから、「日常を忘れてのんびりしたいなぁ~。」という方に“うってつけ”です。
一柳閣本館は、自然以外に何もないことを楽しめる方にオススメです。
※ あくまでも私個人の感想です。
●都会の喧騒を離れ、自然豊かな場所でゆっくり過ごしたい
●絶景を愛でながら温泉に浸かりたい
●伝統ある老舗旅館に格安で泊まりたい
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昔の高級ホテルですね。89年頃に一柳閣近くの民宿に泊まりました。1万円で夕飯が猪鍋でしたかね。一柳閣前の道路には観光客が大勢歩いていましたね。饅頭屋さんの隣にはスマートボールがあり、人がいっぱい入っていましたね。今はなくなってしまってます。
「昔は宿泊料金が高かったんだろうなぁ~。」と思いながら宿泊しました。最盛期の賑わいは凄かったんでしょうね。