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「今度、群馬県の伊香保温泉とどろきに泊まろうと思うけど、どんなホテルなんだろう?」と気になっていませんか?
そんな方のために今回はわたしが伊香保温泉とどろきに宿泊した際の体験レポートをお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2023年9月4日】
伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
チェックイン前に伊香保露天風呂へ
前日(2023年9月3日)、伊香保グランドホテルに宿泊し、11時前にチェックアウトしました。
この日は伊香保温泉とどろきにお世話になります。
ですが、チェックイン時間までにはまだまだ時間があります。
そこで、「やっぱり伊香保温泉に来たら、湯元近くの伊香保露天風呂に入らないわけにはいかんでしょ~。」ということで伊香保露天風呂に向かいました。
河鹿橋駐車場
伊香保露天風呂の近くには無料駐車場(河鹿橋駐車場)がありますよ(約20台駐車可)。
伊香保温泉には黄金(こがね)の湯と白銀の湯の2種類がありますが、伊香保露天風呂は黄金(こがね)の湯に入浴することができます。
黄金(こがね)の湯は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉という泉質です。
伊香保露天風呂の黄金(こがね)の湯の凄いところは、加水・加温なし、循環・ろ過なし、入浴剤の使用なし、塩素系薬剤の使用なし(消毒なし)である点です。
つまり、正真正銘の源泉掛け流しでなんです。
ちなみに温泉は6源泉の混合泉(6つの源泉を混ぜている)だそうです。
温泉好きなら、絶対に訪れた方がいいです。
石段街へのアクセスの良さ、パノラマ展望風呂が魅力のホテル
わたしが感じた伊香保温泉とどろきの魅力は以下の2つです。
石段街へのアクセスが抜群!
伊香保温泉とどろきは、伊香保温泉の象徴である石段街に徒歩約3分で行くことができます。
このアクセスの良さが最大の魅力です。
徒歩約3分なので、ライトアップされた夜の石段街にも行きやすいです。
大パノラマが楽しめる展望露天風呂
8階の展望露天風呂からの眺望が見事です。
赤城山、子持山など雄大な景色を望むことができます。
駐車場が離れた場所にあるため注意が必要
伊香保温泉とどろきは、100台収容の無料駐車場を用意しています。
全客室が92室ですから、必要なじゅうぶんな駐車スペースが確保されています。
しかし、駐車場がホテルから離れた場所にあります(徒歩10~15分)。
そのため、ホテルはワンボックス車で駐車場まで誘導しています。
マイカーで訪れた宿泊客は一旦ホテルの正面玄関に車を横付けします(進行方向はワンボックスカーと同じ方向)。
上の写真に映っているワンボックスカーが駐車場まで誘導してくれます。
ホテルから駐車場までの送迎時刻は、13:00~20:00/翌7:00~11:00 です。
宿泊日の13:00前は対応してもらえないので注意しましょう。
駐車場に車を停めた後はワンボックスカーでホテルまで送ってくれます。
チェックアウト後はホテル前からワンボックスカーに乗り込み、駐車場まで送ってもらいます。
屋根付バイク駐車場有り!
バイクで伊香保温泉とどろきに訪れる方、ご安心ください!
ホテルの建物内に地下駐車場があります。
バス停がホテルの目の前。公共交通機関で訪れる方も安心!
電車とバスを乗り継いで伊香保温泉とどろきに訪れる方も安心です。
ホテル前にバス停(八千代坂下)があるからです。
最寄り駅・JR渋川駅から関越交通バス(伊香保温泉行き)に乗って約25分で伊香保温泉とどろきに到着します。
JR渋川駅
JR渋川駅バスロータリー
往復直行バスも運行中!
伊香保温泉とどろきの往復バス
伊香保温泉とどろきでは往復直行バスも運行しています。
2023年9月現在、池袋駅・上野駅・川越駅・南越谷駅(新越谷駅)発着の往復バスが運行されています。
料金は、往復:3,300円(税込)、片道:1,650円(税込)です(2023年9月現在)。
復路(帰り)のバスの到着は、15時~16時の間のようです。
コンビニが目の前
伊香保温泉とどろきの目の前にはコンビニ(ローソン渋川伊香保町店)があります。
飲み物やスナック菓子などを買いに行くのに便利です。
ただし、24時間営業ではありません(営業時間:6:00~22:00)。※ 2023年9月現在の情報です。
13時からチェックイン手続きが可能。客室への入室は15時以降
伊香保露天風呂での湯あみを楽しんだ後、13時過ぎに伊香保温泉とどろきに到着しました。
首尾よくチェックイン手続きを済ませましたが、客室に入室できるのは15時以降です。
館内はわたし同様に早い時間に到着する方々、帰りの往復直行バスを待つ方々などで溢れていました。
館内はキレイで清潔
1階ロビー
伊香保温泉とどろきは、ホテル轟 ➡ 遊山の里とどろきと変遷して、2018年6月にオープンしたそうです。
ホテル轟の開業が1960年代前半のようですから、50年以上の歴史があるホテルです。
「その割にはキレイなホテルだなぁ~。」というのが第一印象でした。
くたびれた(老朽化した)様子がなく、館内がキレイで清潔だったからです。
伊東園ホテルズがホテルを買収した際に大がかりな改装工事が行われたからでしょうか。
創業オーナー(ホテル轟のオーナー)の方も積極的に増改築を行っていたようです。
建物の外観も外壁塗装が施されているらしくキレイでした。
建物の一部にホテル轟時代の看板が残されています。
遊山の里とどろき時代の看板も残されています。
建物の外観には「伊東園ホテル」の表記が一切なく、他の伊東園ホテルとは一線を画しています。
1階ロビーの一角にある休憩所。以前は洋食レストラン「精養軒」だったようです。
ゴージャスなカラオケルーム。昔はパブ(酒場)だったようです。
石段街は見どころがいっぱい
ホテル内の散策を終え、石段街に向かいました。
伊香保温泉とどろきの目の前のコンビニ(ローソン)でビールを買い、ほろ酔い気分です。
石段街を歩いて驚くのは遊技場の多さです。
昭和時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
どこの温泉街にも遊技場の1軒や2軒はありますが、石段街の遊技場は10軒以上もあります。
平成生まれと思われる若者たちが歓声を上げながら射的に興じていました。
昭和生まれの“バカ者”はただ見ているだけでした(笑)。
石段の94段目にある「石段の湯」。
黄金(こがね)の湯に入浴できます。
伊香保温泉とどろきの温泉が無色透明・無味無臭のメタケイ酸単純温泉ですので、「茶褐色の黄金の湯に入りたい」時はこちらを利用してもいいかもしれません。
無料の足湯(岸権辰の湯)もあります。
日本で初めての温泉まんじゅうと言われる「湯乃花まんじゅう」を製造・販売する勝月堂が伊香保神社の手前にあります。
上品な味わいで、「さすが温泉まんじゅうの元祖」と感じました。
1個から販売してくれます。味見して気に入ったら、お土産に買って行かれたらどうでしょう?
石段(365段)を登り切った先には伊香保神社があります。
そして、伊香保神社の左脇を抜けて坂道を登っていくと、河鹿橋、伊香保露天風呂があります。
河鹿橋
伊香保温泉飲泉所
伊香保露天風呂
伊香保温泉街を見渡せる客室に満足!
客室に入室できる15時になり、ホテルに戻りました。
フロントの方から8階・805号室の鍵を手渡されました。
今回予約した部屋は、和室15畳(アウトバス)【禁煙】です。
ちなみに全92室の内訳は喫煙室が42室、禁煙室が50室だそうです。
805号室は、15畳の和室にどーんと布団が1つ敷かれていました。
一人旅なのに広すぎますよね(汗)。
窓からは伊香保温泉街を見渡せて良かったです。
窓からは石段街の入り口も見えましたよ。
伊香保ロープウェイも見えました。
805号室からの眺望を動画で撮影してきましたので、興味のある方はご覧ください!
露天風呂からの眺望は見事だけど・・・
伊香保温泉とどろきには3ヶ所の浴場があります(浴室付き客室は除く)。
中でも8階にある露天風呂は眺望がとても良く、爽快な湯あみが楽しめます。
ですが、伊香保温泉とどろきの温泉は、無色透明・無味無臭の「メタケイ酸単純温泉」なんです・・・。
伊香保温泉を代表する黄金(こがね)の湯じゃないのが残念でした。
中には「あれ、茶褐色の黄金(こがね)の湯じゃないの?」と拍子抜けされる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、伊香保温泉には黄金の湯と白銀の湯の2種類があるんですよね。
●黄金の湯(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉)
●白銀の湯(メタケイ酸単純温泉)
伊香保温泉とどろきは、白銀の湯なんです。
もし、黄金の湯に入りたいと思ったら、伊香保露天風呂(入浴料:大人450円)か同じ伊東園ホテルグループの黄金の湯館(入浴料:大人743円)などに行くとよいでしょう。
黄金の湯館は、伊香保温泉とどろきに宿泊した領収書を受付で提示すると、半額で入館できます(半額で入館できるのはチェックアウト日)。
大浴場(1階)
水車が回る風情のある大浴場です。
展望露天風呂(8階)
天気の良い日は眺望が抜群です。
貸切風呂(1階)
予約制(当日13:00~受付)。無料で入浴できます。1回1組40分。
食べ飲み放題の夕食バイキングには満足
この日(2023年9月4日月曜日)の夕食バイキングは2部制でした。
●1部・・・・・18:00~19:10(70分制)
●2部・・・・・19:00~20:10(70分制)
わたしは1部で食事させていただきました。
夕食バイキングは、和洋中約40種類のメニュー食べ放題&アルコールドリンク飲み放題です(ソフトドリンクも飲み放題)。
昼間、往復バスで埼玉から来ていたマダムたちと仲良くなったのですが、そのマダムたちが「食事がイマイチだったので埼玉に戻ったら、美味しいものを食べに行こう!」と話していました。
聞くと、「1泊2食付きの宿泊費と往復バス代で1万円以下」だというのです。
「その金額でとびきり美味しい料理を期待しちゃダメですよぉ~。」と言ったら、「そうよねぇ~。」なんて納得されてました。
そうなんですよ。伊東園ホテルにとびきり美味しい料理を期待しちゃいけません!
でも、「そこそこイケます!」というのがわたしの見解です。
この日、伊香保温泉とどろきでは「海老とアスパラのまるごと一本串揚げフェア」が開催されていました。
フェアで提供されていた串揚げは以下の4種類です。
●海老
●アスパラガス
●豚ヒレ
●うずらの卵
串揚げ専門店の味には及ばないでしょうが、じゅうぶん美味しかったです。
寿司はびんちょう、小肌、海老、イカの4種、刺身三点盛りはびんちょう、小肌、甘海老でした。
寿司、刺身とも「悪くない!」と思いました。
主に中華メニューをセレクトしました。
どれも「まずまず」の味でした。
伊東園ホテルで初めて見かけた「おでん」。味はいたって普通でした(苦笑)。
ローストポークはなかなかいい味でした。
デザート(青りんごゼリー、プチシュークリーム、ロールケーキ)です。
上のアイテム以外にアイスキャンディーもありました。
味は普通でした(苦笑)。
伊東園ホテルの夕食バイキングといえば、夕食バイキング時のアルコールドリンク飲み放題がお楽しみ。
今回も存分に飲ませていただきました。
伊香保温泉とどろきでは、以下のアルコールドリンクが飲み放題でした。
●生ビール
●酎ハイ
●サワー
●ハイボール
●果実酒
●日本酒(熱燗)
●日本酒(冷酒)
前泊した伊香保グランドホテル(伊東園ホテルグループ)に比べると、やや見劣りするラインナップでした。
アルコールドリンクが飲めない(苦手な)方もご安心ください!
ソフトドリンクも飲み放題です。
バイキング会場について
3階フロアーが全面的にバイキング会場になっています。
広くもなく狭くもない普通サイズで、景色もいいわけではない会場でした。
夕食後は夜の石段街へ
夕食を終え、夜の石段街に向かいました。
夜の石段街は昼の石段街とはまた違った顔を見せてくれます。
石段街に近いこと(ホテルから徒歩約3分)が伊香保温泉とどろきの魅力の1つです。
夜の石段街はライトアップされて雰囲気がいいですから、歩いてみてください!
19時ともなると、ほとんどのお店が閉まっていますが、こちらのビアバー(店名:カートルクラブ)は23時までオープンしているとのこと。
クラフトビールの飲み比べができるようですよ。
夕食バイキングで飲み足りなかった方はこちらで飲み直しをされたらいかがでしょうか?
石段の湯も21時まで(11月~3月は20:30まで)開いていますよ(毎月第2火曜日、第4火曜日は休み)。
絶景露天風呂から朝日を見よう!
朝はちょっと早起きして、8階の展望露天風呂から朝日(日の出)を見ましょう!
この日は雲が多かったためキレイな朝日が見れませんでしたが、天気の良い日(晴れた日)なら、キレイな朝日が見れると思います。
前夜にフロントの方に聞くなりして日の出の時間を調べておくと良いですね。
朝食バイキングに大きな不満なし
朝食バイキングは2部制でした。
●1部・・・・・7:30~8:30
●2部・・・・・8:00~9:00
わたしは1部で朝食をいただきました。
朝食バイキングは、約40種類の和洋メニューが提供されていました(ソフトドリンク飲み放題付き)。
おおまかに言うと、和食7:洋食3の割合です。
和食と洋食をバランスよくいただきました。
質量ともに大きな不満はありませんでした。
伊香保温泉とどろきに宿泊した感想
温泉が無色透明・無味無臭のメタケイ酸単純温泉である点を除けば満足です。
今回の宿泊費は、1泊2食付きで8,565円(税込・入湯税込)です。
伊香保温泉のシンボル・石段街に近い立地でこの料金は破格の安さでしょう。
8階の展望露天風呂も見晴らしが素晴らしいです。
伊香保温泉にある3館の伊東園ホテルの中で眺望は随一です。
「石段街に近くて格安の宿」をお探しなら、候補の1つに挙げられるホテルでしょう。
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