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「今度、群馬県・四万温泉の伊東園ホテル四万に泊まろうと思うけど、実際に泊まった人の感想が聞きたいなぁ~。」という方は多いでしょう。
そこで今回はわたしが伊東園ホテル四万に宿泊した際の体験レポートをお届けしたいと思います。
【宿泊した日:2023年9月7日木曜日】
伊東園ホテル好きのオッサンです。訪れた伊東園ホテルを忖度なしでレポートしています!
5つの温泉地区がある四万温泉
四万温泉には5つの温泉地区があります。
①日向見(ひなたみ)
②ゆずりは
③新湯(あらゆ)
④山口
⑤温泉口
それぞれの温泉地区に旅館・民宿があります。
伊東園ホテル四万は日向見(ひなたみ)温泉地区
伊東園ホテル四万は、5つの温泉地区の中で日向見(ひなたみ)温泉地区に位置しています。
日向見(ひなたみ)温泉地区は四万温泉の最深部に位置しています。
上の写真の赤枠で囲んだ部分が伊東園ホテル四万(旧旅館名の日向見荘と表記されている場所)です。
伊東園ホテル四万は以前、日向見荘という旅館だったんです。
伊東園ホテル四万は、33館ある(2022年10月現在)四万温泉の旅館・民宿の中で3番目に客室数が多い旅館です。
日向見(ひなたみ)温泉地区にある2つの観光スポットをご紹介します!
日向見薬師堂
神のお告げにより湧き出したと伝わる四万温泉発祥伝説の地に建つお堂。
薬師瑠璃光如来像を祀っています。
伊東園ホテル四万から徒歩約5分。
御夢想(ごむそう)の湯
四万温泉発祥の湯を引く共同浴場。伊東園ホテル四万から徒歩約5分。
源頼光の家臣、碓氷貞光(うすいさだみつ)が夢枕に立った童子に「四万の病いを治す霊泉を授けよう」と言われ、翌日温泉が湧き出したという伝説から名付けられたそうです。
また、延暦頃、坂上田村麻呂が東夷征伐の途中に入浴したという伝説も残されています。
温泉(泉質)は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、源泉掛け流し(加温・加水なし、ろ過循環なし、入浴剤の使用なし、消毒なし)です。
浴槽(石風呂)は、同時に大人2人が入れる程度の広さです。
実際に入ってみると、「いい温泉!」を実感しました。
源泉が高温(48.8℃)なので、水で薄めないと入れない場合があります。
源泉掛け流しの四万温泉発祥の湯。これは絶対に入った方がいいです!
●入浴料・・・・・無料
●営業時間・・・・・9:00~15:00
●定休日・・・・・無休
ホテル周辺に50台収容の無料駐車場あり!
伊東園ホテル四万は50台収容の無料駐車場を用意しています。
ホテルの玄関前がロータリーになっているので、玄関前で同乗者と荷物を下ろし駐車スペースに向かうと良いでしょう。
なお、伊東園ホテル四万に通じる道は狭い道なので、注意して走行しましょう。
バイクの方はホテル玄関前に駐車できます。
公共交通機関でのアクセスはやや不便
電車とバスを乗り継いで伊東園ホテル四万を訪れる場合はやや不便です。
最寄り駅・JR中之条駅 ➡ 路線バス(約40分)➡ 四万温泉バス停 ➡ 伊東園ホテル四万(徒歩約25分)という行程です。
四万温泉バス停
四万温泉バス停 ⇆ 伊東園ホテル四万の送迎(予約制)もありますが、1日2便(12:45と15:10)です(2023年9月現在)。
四万温泉バス停 ⇆ 伊東園ホテル四万の送迎車
往復バスの運行あり!
伊東園ホテル四万は、上野駅・南越谷駅(新越谷駅) ⇆ 伊東園ホテル四万の往復バスを運行しています。
料金は、往復:3,850円(税込)、片道:1,925円(税込)です。
※ 2023年9月現在の情報です。
※ 利用2日前までに事前予約(電話で)が必要です。
チェックイン手続きは13時から可能。客室への入室は15時以降
伊東園ホテル四万のチェックイン手続きは13時から可能です。
ですが、客室へ入室できるのは15時以降になります。
早い時間に到着された方はロビーで新聞やテレビを見て過ごすか、無料のカラオケ(13時から利用可)を楽しむなどされると良いでしょう。
カラオケルーム摩耶
大浴場、貸切風呂(無料・予約制)は14時から利用可能です。
14時から入浴できる貸切風呂は2ヶ所(薬師の湯、小泉の湯)あります。
新湯(あらゆ)温泉地区は四万温泉の中心。ゼッタイ訪れるべき!
四万温泉には5つの温泉地区がある、とご紹介しましたが、中でも新湯(あらゆ)地区は四万温泉の中心地です。
四万温泉を代表する積善館、四万たむらなどの旅館があるエリアです。
四万温泉の中では商店、飲食店、土産物店などが多いエリアでもあります。
客室へ入室できる15時までには時間がありましたので、新湯(あらゆ)温泉地区に散策に出かけました。
四万温泉協会
新湯(あらゆ)温泉地区の入り口付近にあります。
職員さんが常駐していますし、観光パンフレットなどが多数取り揃えられています。
「四万温泉には来たものの、何処をどうやって観光しようかな?」と迷った時に訪ねると、良い情報が得られるでしょう。
四万温泉協会のある通りには昔ながらの土産物店、お洒落な飲食店が混在していて面白いです。
四万温泉バス停
四万温泉バス停は新湯(あらゆ)温泉地区にあります。
伊東園ホテル四万の送迎車もこちらのバス停に来てくれます。
バス停奥には飲食店(食事処あすなろ)もあります。
四万川
河原の湯、萩橋辺りからが絶好のビューポイントです。
四万ブルーと称される青みがかった水流を楽しむことができます。
河原の湯
四万川と新湯川の合流地点にある共同浴場(男女別の内湯が1つずつ)。
川底から引いた温泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉)が浴槽に注がれています。
オープン時間は9:00~15:00(変動あり)。無料で誰でも入浴できます。
※ オープン時間中、入口ドアの鍵はかかっておらず自由に出入りできます。
積善館
スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つだと噂される宿。
四万温泉を代表する老舗旅館です(創業元禄七年、300年以上の歴史)。
昭和5年に建てられた「元禄の湯」(重要文化財)に立ち寄り入浴も可能です。
昭和の風情が残る温泉街
昭和の風情が残る街並みも存在します。
一角にはスマートボールや射的が楽しめる柳屋遊技場があります。
河川敷駐車場(無料)
新湯(あらゆ)温泉地区には無料の駐車場(河川敷駐車場)があります。
マイカーで新湯(あらゆ)温泉地区を訪れる場合は、こちらの河川敷駐車場を使いましょう。
上の写真の下向き矢印で示した場所が河川敷駐車場です。
正確に数えていませんが30台程度の車を停めることができると思います。
月見橋付近から河川敷駐車場へのアクセス方法をご紹介します!
郷土料理「蒼水庵」の建物の右側の細い道を進むと河川敷駐車場です。
客室は、和室10~12畳【禁煙】
新湯(あらゆ)温泉地区の散策を終え、ホテルに戻りました。
15時になり、客室に入室しました。
ホテルが用意してくれた部屋は、2号館・2階の208号室(和室10~12畳【禁煙】)でした。
客室は四万川に面しており、窓を開けると川のせせらぎが聞こえます。
大浴場、バイキング会場にも近く、良い部屋でした。
とても広くてキレイな部屋でした。
大浴場・露天風呂は男女入れ替え制。貸切風呂もあり!
大浴場・露天風呂は、「日向(ひなた)の湯」と「摩耶(まや)の湯」の2つがあり、時間帯で男女入れ替えになります。
脱衣場に掲示された温泉分析書を見ると、「日向(ひなた)の湯」と「摩耶(まや)の湯」では温泉が微妙に違いました。
※ 泉質はどちらもカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。
どちらの大浴場・露天風呂も混合泉(4つの源泉を混ぜている)ですが、混合している温泉が違っていました。
実際に入浴してみると大きな違いは感じませんでした。
「御夢想(ごむそう)の湯(四万温泉発祥の湯)に比べて湯力(ゆぢから)が劣るなぁ~。」と感じました。
それもそのはず。御夢想(ごむそう)の湯(四万温泉発祥の湯)は源泉かけ流し、伊東園ホテル四万の温泉はろ過循環です。
湯力(ゆぢから)が違うのは致し方ありません。
男女入れ替え制でどちらの大浴場・露天風呂に入れたことは良かったです。
日向(ひなた)の湯
午前(5:00~10:00)は男性専用、午後(14:00~24:00)は女性専用になります。
摩耶(まや)の湯
午前(5:00~10:00)は女性専用、午後(14:00~24:00)は男性専用になります。
貸切風呂
無料で入浴できます(予約制)。フロントで13時から予約できます。
入浴できる時間は、14:00~21:40で、1回の利用時間は40分です。
和・洋・中の約45種メニュー食べ放題&アルコールドリンク飲み放題の夕食バイキングに満足!
この日(2023年9月7日木曜日)の夕食バイキングは1部制(18:30~19:40)でした。
夕食バイキングは和食・洋食・中華の約45種メニュー食べ放題&アルコールドリンク飲み放題でした。
“とびっきり”おいしいメニューはありませんでしたが、満足できる内容でした。何よりアルコールドリンク飲み放題がうれしい!
席は指定席でした。
ラッキー7でとってもラッキーでした!
伊東園ホテルではレギュラーメニュー以外に期間限定メニューが提供されています。
この日、伊東園ホテル四万では「海老とアスパラのまるごと一本串揚げフェア」(期間限定メニュー)が開催されていました。
フェアで提供されていた串揚げは以下の4種類です。
●海老
●アスパラガス
●豚ヒレ肉
●うずらの卵
4品ともサクサク感があって、美味しかったです。ビールが進みました。
串揚げ4品はおかわりしました。
寿司は以下の3種でした。
●サーモン
●海老
●イカ
美味しかったです。
刺身は以下の3種でした。
●まぐろ
●小肌
●甘エビ
悪くなかったです。
●鶏の唐揚げ
●トマトパスタ
●チャーシュー小間
●チャーハン
●八宝菜
どれも美味しくいただけました。標準レベルだと思います。
おでんはイマイチでした。
そばは「悪くなかった」です。
デザートは以下の5種です。
●カットケーキ(日向夏)
●パイン
●プチシュークリーム
●ロールケーキ
●アイスキャンデー
まぁ、どれも普通でした。
伊東園ホテルといえば、夕食バイキング時のアルコールドリンク飲み放題がお楽しみ。
以下のアルコールドリンクが飲み放題でした。
●生ビール
●サワー
●ハイボール
●果実酒
●日本酒(熱燗)
●日本酒(冷酒)
●ワイン
わたしは生ビールを5~6杯いただきました。
夕食バイキング時、ソフトドリンクも飲み放題です。
以下のドリンクが飲み放題でした。
●コーラ
●ジンジャーエール
●メロンソーダ
●カルピス
●カルピスソーダ
●Qooすっきりブドウ
●Qooすっきりブドウ(炭酸)
●オレンジジュース
●オレンジジュース(炭酸)
●ウーロン茶
●野菜ジュース
●ホットコーヒー
●アイスコーヒー
●煎茶(ホット&アイス)
●ほうじ茶(ホット&アイス)
●レモンティー(ホット&アイス)
●紅茶(ホット&アイス)
●おいしい水(ホット&アイス)
バイキング会場について
バイキング会場は1号館・1階です。
席が指定席(食事するテーブルがあらかじめ決められている)という点からも分かるとおり、やや狭い会場です。
朝食バイキングは大きな不満なし
朝食バイキングは、1部制(7:30~8:30)でした。
和食7:洋食3の割合で約40種類のメニューが提供されていました。
特に大きな不満もなく美味しくいただきました。
伊東園ホテル四万に宿泊した感想
満足しました。
何せ今回の宿泊料金は、秋旅支援割(20%引き)で6,882円(消費税・入湯税込み)でした。
ほぼ素泊まりに近い金額です。
この金額で文句を言ったら罰があたります。
チェックアウト日の朝は台風13号が関東地方に接近していて、ゆっくり過ごせなかったのが心残りです。
ホテル自体には大きな魅力を感じませんでしたが、やはり「コスパが最高!」。
四万温泉の観光基地としてじゅうぶん“使える”ホテルだと思います。
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